「セカンドール」と呼ばれる亜人間たちを子供のころから育て、訓練をし、強くすることが目的の“育成遺伝戦闘シミュレーションゲーム”。全盛期を過ぎて引退したドールを結婚させて、その血統を後代に伝えることが可能で、育成に戦闘・遺伝といった要素をうまくミックスしているのが特徴。個性豊かなドールたちとの会話も楽しい異色のゲームだ。セカンドールマスターは、幾世代にも渡って戦士を育てる、本格的な育成シミュレーションゲームだ。プレイヤーは経営者(マスター)となり、気に入ったセカンドールと契約する。セカンドールには給料を払って生活の場を与え、訓練計画を指示することで一流の戦士に育て上げてゆく。
ドールの成長の度合いは大会で確認できる。大会は、ドールの性別、年齢、ランクなどで出場条件が細かく定められており、なかには戦闘方法が限定されたものもある。オートバトルのアニメーションで表示される大会で、ドールたちは、格闘、剣術、魔術など、それまでの厳しい訓練によって身につけたさまざまな技量を競い合う。トーナメントで優秀な成績を残すと、ドール本人だけでなくマスターの評価も高くなる。マスターの評判が高くなると契約に応募してくるドールが増えるため、優秀なセカンドールを集めるためには大会で結果を出すことがポイントになってくる。
お気に入りの優秀なドールは、歳をとって現役を引退したあとも「門家」として契約し直して手元に残せる。この門家同士を結婚させて優秀な子供をもうけさせることもマスターの重要な仕事のひとつだ。優秀なドールを多数揃えると、選考によって4対4のパーティ戦にも出場できるようになる。パーティ戦では、個々のドールの強さはもちろん、チームとしてのバランスのよさも重要となる。
おまけの機能として、自分が育てたセカンドールのデータを個別に保存して、好きなキャラ同士を戦わせることができる機能が用意されている。もちろんパーティ戦も可能だ。
グラフィックの出来もすばらしく、すべての面において本格的なゲームに仕上がっている。