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ベクターソフトニュース - 2000.12.16 |
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ブックススケジューラー Ver.1.2.3.0
書籍の新刊情報をインターネットから取得し、データベース化して利用できるソフト ■Windows Me/2000/98/95 ■フリーソフト |
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ブックススケジューラーの巡回サイトとして指定できるのは、本やタウン(日本出版販売)、s-book.net、図書館流通センター(TRC)など、計六つのサイト。サイトによっては「文庫」「コミック」「その他の本」の指定ジャンルのみのデータをダウンロードすることも可能だ。また、対象サイトが、前回の巡回から更新されていなかった場合はデータをダウンロードしないという設定や、発売後指定日数以上経過したデータはダウンロード後に自動的に削除するという設定も可能だ。 構築したデータベースは「タイトル」「著者名」「価格」「発売日」「シリーズ名」「出版社」「分類」を一覧できる表形式で表示される。未発売/発売中/今日発売のそれぞれを別の色で表示できるため、非常にわかりやすい。一覧リストでは、それぞれの項目で昇順/降順のソートを行えるのはもちろん、複数項目によるAND検索や、検索結果に対する追加検索、絞り込み検索も可能だ。リストからデータを選択してダブルクリックすると、その書籍に関する明細情報を別ウィンドウで表示する。このウィンドウにはISBNが表示されるほか、書籍の詳細情報が掲載された各巡回サイトのページにジャンプできるボタンも用意されており、よりくわしい情報を知りたいときに便利だ。 「お気に入り」という機能があり、タイトル/シリーズ/著者名を登録しておくと、これらの情報をキーワードにした一括検索を簡単に行うことができるほか、データのダウンロード後に自動的に検索して、それを通知(リスト表示)してくれる。また、指定宛先へのメールでの通知や、Outlook 98/2000のスケジューラへの追加も行える。 ブックススケジューラーはシステムに常駐しないため、自動的にデータベースを更新したい場合は、タスクスケジューラなどで定期的に起動する必要がある。「n日ごとに起動時にダウンロードする」というオプション設定があり、前回の巡回からn日以上経過してブックススケジューラーを起動した場合に、自動的にダウンロードを開始させられる。 ●
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![]() ブックススケジューラーの一覧表で表示されるのは取得したデータの一部だが、データベースファイルをHTMLとしてブラウザに表示する機能もあるため、データ取得時に取り込んだリンク情報が生きていて非常に便利。データベースはバイナリデータではあるが、HTMLとして再現するための情報をすべて含んでいる。なお、データベースソフトはデータが命。新刊書籍のデータをいち早く取得するためにも、定期的な更新作業が必要だ。できることなら(ほとんどの書籍情報をカバーすると思われる)TRCの全データを取得したいところだが、それはT1の専用線でもない限りつらいかも。データのダウンロードに相当の時間を覚悟しなければならないからだ。 ワガママをいわせてもらえば、構築したデータベースを他ソフトでも使うことができたらもっといい。せっかく貯め込んだデータをExcelやAccessなどに流用できれば用途はもっと広くなる。もうひとつ。ユーザが自分で検索するWebサイトを追加できたらいいなと思う。もちろんデータ取得するための設定はユーザが定義ファイルを作って指定するという前提で。 (藤田 洋史)
《スクリーンショット》 インターネットから新刊書籍データをダウンロード中。1件ごとにタイトルを表示してくれる 《スクリーンショット》 巡回するサイトの指定。TRCを指定すると多大な時間がかかるため、通常は外しておいた方がよいかもしれない 《スクリーンショット》 特にチェックしたい書籍は、お気に入りとして登録しておく 《スクリーンショット》 お気に入り登録の新刊が発見された場合は、メールで通知したり、Outlookのスケジューラに登録してくれる 《スクリーンショット》 表示レコードをダブルクリックすると、詳細表示のウィンドウが開く。ISBNやデータ提供サイトへのリンクボタンまで表示される 【作 者】 valhell さん 【作者のホームページ】 http://hp.vector.co.jp/authors/VA016442/ |
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![]() 上で紹介したソフト(およびその関連ソフト)のソフト詳細ページにジャンプします。ソフト詳細ページからリンクされたダウンロードページでソフトをダウンロードできます。ソフト詳細ページには、作者データページへのリンクもあります。
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