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ベクターソフトニュース - 2000.10.21
キャプラ キャプラ Ver.2.0
少ないリソースでも快適に使用できる画面キャプチャソフト
Windows 98/95/NT フリーソフト
「キャプラ」の動作画面
■ボタンアイコンをはじめ、わかりやすいインタフェースが特徴的

リソースを消費せずにキャプチャを行うことができる画面キャプチャソフト。タイマキャプチャ、キャプチャした画像の処理の自動化などの機能を持ち、リソースの少ない環境で画面キャプチャを繰り返すような作業に、特に威力を発揮する。

キャプラは、画面キャプチャ(取り込み)のための便利な機能を数多く備えたキャプチャソフト。用意された基本となるキャプチャ方法は、
  • フルスクリーン──全画面をキャプチャする
  • アクティブウィンドウ──現在、フォーカスのある(アクティブとなっている)ウィンドウをキャプチャする
  • アクティブコントロール──現在、フォーカスのあるコントロールをキャプチャする
  • ウィンドウ選択──画面上に存在するウィンドウ、子ウィンドウ/コントロール一覧から選択してキャプチャする
の4種類。さらに、60秒まで指定できるタイマで動きのある画面でも希望のシーンをキャプチャできる「タイマーキャプチャ」では、上記の4種類の方法に加え、現在、マウスポインタの指しているウィンドウをキャプチャする「カーソルポイント・キャプチャ」を選択できる。クライアント領域を指定してキャプチャすることも可能だ。いずれのキャプチャ方法でもマウスポインタをキャプチャ画像に取り込む/取り込まないを指定できるほか、キャプチャした画像にあとから砂時計などの特殊なマウスポインタを簡単に貼り付けらることもできる。

キャプチャ後の画像は、ユーザがファイル名などを指定してファイルに保存できるのはもちろん、クリップボードへのコピーやプリンタへの出力も可能だ。また、ファイル名および画像形式をあらかじめ指定して、連続キャプチャ→連続保存を行うこともできる。保存可能なファイル形式はBMP/JPEG/PNGで、JPEGの場合は圧縮率変更のオプションも用意されている。

機能面での大きな特徴は、オプションを設定して起動することにより、キャプチャから保存などまでの操作を、リソースを消費することなく行うことができる点。例えば、デスクトップ上にキャプラのショートカットを作成して、リンク先に起動オプションを設定しておけば、ショートカットアイコンをダブルクリックするだけで「x秒後にアクティブウインドウをキャプチャして、自動でファイルに保存する」といったことも簡単に行える。

そのほかにも、キャプチャした画像の一部をルーペを使いながらPixel単位で微調整して切り出せる「切り抜きウィザード」、キャプチャ画像の拡大・縮小、色調変更など、画面キャプチャを行う上で便利な機能が豊富に用意されている。

reviewer's EYE “リソースゼロ”(キャプチャなどの処理後にリソース上から消える)モードでは、キャプチャが終わった瞬間にキャプラも終了するので、よけいなリソースを消費して、他のアプリケーションを不安定にさせることもない。リソースモニタでチェックしてみたが、起動・終了を繰り返してもメモリリークでリソースが減少していくこともなかった。取り込んだ画像を片っ端から保存してゆけるのも非常に便利だ。
(藤田 洋史)


スクリーンショット》 ウィンドウ選択では、ウィンドウ名や子ウィンドウまで表示される。隠れるウィンドウのキャプチャなどもこれでOK
スクリーンショット》 タイマーキャプチャは1秒から60秒まで設定可能
スクリーンショット》 取り込み済みの画像に対して、あとからマウスカーソルを貼り込むこともできる
スクリーンショット》 連続保存の設定。ファイル名と画像形式が指定できる。ファイル名にはキャプラが連番を自動的に追加する
スクリーンショット》 切り抜きウィザードで、微調整しながらキャプチャ画像を切り抜き保存できる


【作 者】 山内 一也 さん
【作者のホームページ】 http://homepage1.nifty.com/chappy/index.htm
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

私の仕事はプログラマです。当然、プログラムだけではお客様に満足のいくシステムを提供できるわけもなく、それを利用するためのマニュアルも必要です。使うユーザもパソコン初心者が多く、理解しやすいマニュアルが要求されます。そんなとき、マウスのカーソルも含めた画面イメージを貼り付けて作成すれば、視覚的にもわかりやすいマニュアルが作成できるのでは? と思ったのが開発のきっかけです。

■開発中に苦労した点

私が作った「クリップアウト2000」もそうですが、とにかくユーザインタフェースには気をつけています。視覚的に抵抗なく、使いやすいソフトにするために、操作性には十分な検討をしています。

■ユーザにお勧めする使い方

私と同じようにマニュアル作りに苦労した経験のある方に使ってもらいたいです。マウスカーソルは、基本の12種類以外にディスク上にあるカーソル/アイコンファイルを自由に挿入することができるので、ほぼ実操作に近いマニュアルを作ることができます。

■今後のバージョンアップ予定

このソフトを使っているユーザの方のご要望の中から、機能追加・改善を行っています。どんなことでも結構ですので、要望があればメールでどんどん受け付けます。
(山内 一也)
go! download
上で紹介したソフト(およびその関連ソフト)のソフト詳細ページにジャンプします。ソフト詳細ページからリンクされたダウンロードページでソフトをダウンロードできます。ソフト詳細ページには、作者データページへのリンクもあります。

フリーソフト
消費リソース零!「キャプラ」 4.7 リソースを消費せずに画面キャプチャが可能 (1,168K)



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