ベクターソフトニュース - 2000.06.28

	デスクショップ2.0　Ver.2.00 時計を中心に便利な機能を組み合わせたデスクトップアクセサリ ■Windows 2000/98/95/NT　■フリーソフト

	■時計とメモリモニタが美しいデザインでコンパクトにまとめられている 時計機能を中心に、メモリモニタやファイル検索など、手軽に扱える便利な機能を組み合わせたデスクトップアクセサリ。コンパクトで美しいデザインが特徴。 デスクショップ2.0は、24/12時間切り替え表示が可能なデジタル時計とメモリモニタをメインに、システム情報表示、ドライブ容量表示、プリンタ設定、画面解像度・壁紙設定、アラーム、ごみ箱操作、ファイル検索の各機能を盛り込んだアクセサリソフト。メイン画面で現在時刻と今日の日付、アラームのON/OFF状態、メモリモニタの情報（総メモリ、使用メモリ、空きメモリ）を表示し、メイン画面のボタンクリックにより各種機能を提供する。メイン画面はもともとコンパクトなデザインだが、メモリモニタを非表示にして、より小さくすることも可能だ。起動中もタスクバーやタスクトレイには常駐しない。 デスクショップ2.0が提供する機能は以下の通りだ。 システム：Windowsのシステム関連の機能がまとめられており、現在のマシンに設定されたコンピュータ名/ユーザ名のほか、使用中のWindowsのバージョン/BUILDといった情報が表示される。メモリモニタの情報をここで確認することも可能。Windowsのログオフ/再起動/シャットダウンも行える ドライブ：接続されているドライブを選択して、そのドライブの総容量と使用容量、空き容量を表示する。空き容量はバー表示もされる。2GB以上のハードディスクにも対応する プリンタ：現在使用可能なプリンタの一覧を表示する。一覧からプリンタを選択して「通常使うプリンタ」として設定することが可能 壁紙・解像度：ディスプレイの解像度と色数の表示（ここから変更することはできない）と、壁紙の選択・消去が行える アラーム設定：毎時00分と30分に時報を鳴らせる。各時刻それぞれに対して、個別にアラーム設定/サウンド（WAV）設定が行える。同じ作者による「タイムリーダープロ」「デスクショップ1.0」のユーザは、それらのソフトで設定したアラーム設定をインポートして、そのまま利用することが可能 ごみ箱：ごみ箱に入っているファイルの総容量とファイル数の表示のほか、ごみ箱フォルダを開いたり、ごみ箱を空にする機能がある ファイル検索：検索対象拡張子をドロップダウンメニューから選択できる独自のファイル検索機能。サブフォルダを検索対象とすることはできない そのほか、デスクショップ2.0自身に関する設定として、右上/上中央/左上から選択できる表示位置の一発指定、起動時のロゴ表示/非表示などを設定できる。 ●

	青を基調にしたデザインがカッコよく、サイズもコンパクト。デスクトップに常駐させても邪魔になることはまずないだろう。アクセサリの機能としては、ほとんどがWindowsに標準で用意されているもので、とりたてて特別なものはないが、それらが項目ごとに分類されており、変更もワンタッチでできる。この操作性のよさがデスクショップ2.0のメリットだろう。とりわけWindowsの機能や操作に慣れていない人にとって、わかりやすく使いやすいので便利なのではないだろうか。デザインが美しいので、単体の時計ソフトとして使うだけでも十分魅力を感じるものと思う。 （秋山 俊） 《スクリーンショット》　各種機能を使うには、メイン画面の［設定］ボタンをクリック。この画面ではメモリモニタを非表示にしてよりコンパクトに 《スクリーンショット》　接続されているドライブの情報を個別に確認できる「ドライブ」 《スクリーンショット》　ディスプレイの解像度と色数を表示するほか、壁紙の設定・消去が可能な「解像度・壁紙」 《スクリーンショット》　「アラーム設定」では、時報を30分おきに鳴らす設定ができる。鳴らすWAVファイルは個別に指定できる 《スクリーンショット》　デスクショップ2.0自身の設定項目。表示位置をボタンから一発変更することなどが可能 【作　者】 もぐ之助　さん 【作者のホームページ】 http://www2.to/supportcenter/ 【動作に必要なソフト】 VB 6.0ランタイム

	■ソフトを開発しようと思った動機、背景 某美少女ゲームのアクセサリで、本ソフトの「アラーム機能」に似たものがありました。女の子が30分ごとに「○時○分です」と教えてくれるのですが、一人の女の子しか指定できず、ちょっと不満に思っていました。私としては複数の女の子を指定したかったので、どうせなら自分で作ろう！　ということで最初に作ったのが「タイムリーダー」になるわけなんですが、アラームだけでは物足りないので、メモリ容量などさまざまな機能を追加していきました。ふと気がつくとソフト名と内容が違ってきている……ということに気づき、名前を「デスクショップ」に変更して、現在にいたったというわけです。 ■ユーザにお勧めする使い方 スタートアップに登録するとよろしいかと……。ちなみに本ソフトはWindowsを終了するとき、本ソフトをわざわざ終了させなくても、勝手にソフト側が終了処理しますので、放っておいて大丈夫です！ ■今後のバージョンアップ予定 プログラミングの初心者が作っているのでバグが絶えません(T_T)。バージョンアップは日々行われていますので、時々、Webページ をチェックしてみてください。 （もぐ之助）
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