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ベクターソフトニュース - 2000.06.24
スケジュール案内板Lite スケジュール案内板Lite Ver.1.6.2
駅の発車案内板をモチーフにした簡単操作のスケジューラ
Windows 98/95 フリーソフト
「スケジュール案内板Lite」の動作画面
■発車案内板そのものといってよい外観。パタパタするさまが楽しい

駅に設置されている発車案内板をモチーフにしたスケジュール管理ソフト。登録されたスケジュールを「こんど」「つぎ」「そのつぎ」の3件分に絞って表示するのが特徴。スケジュール到来時にはポップアップ画面などで通知してくれる。

スケジュール案内板Liteは、駅で見かける発車案内板をそのままデスクトップ上に再現したような画面イメージを持つ簡単操作のスケジューラ。デザインは直観的でわかりやすいものだが、何といってもその動作が楽しい。スケジュール更新時に案内板の表示がパタパタと入れ替わるさまは、鉄道ファンならずとも見ていてワクワクするはずだ。スケジューラとしては、
  • 表示は3件分まで
  • 登録できるスケジュールは今日から2日後までの3日分
と、期間・表示項目を絞ったユニークなものだ。スケジュールの開始時刻および指定時間前にポップアップウィンドウとサウンドで時刻の到来を通知。開始時刻を過ぎると案内板の文字部分がパタパタと「回転」して、表示が切り替わる。

登録できるスケジュール項目は「日付」「ステータス」「行き先」「開始時刻」「備考」の5項目。ステータスはスケジュールの重要度のことで、普通/重要/最重要の3段階から選択する。色分け表示されるので、ひとめで重要度が確認できるようになっている。スケジュールは今日を含めて2日後までが登録可能で、プルダウンメニューでその3日間のいずれかから選択する。時刻は分単位で登録する。管理できるのは直近のスケジュールのみだが、3日間の範囲であれば登録件数に制限はない。また、過去のスケジュールは6日前までのものを保存し、それ以前のものは自動的に削除する。

スケジュールの表示は、今日の現在時刻から近い順に未到来のものを3件分表示するのが基本だが、メニューまたはショートカットキーで選択して前後に移動可能で、過去のスケジュールも含め、連続した3件分を表示させることができる。

オプションでは、表示文字のフォントと色、ウィンドウの大きさと表示位置、事前通知の時間などを設定できる。文字色は「今日の予定」「到来済と明日以降」を別々に設定することができる(フォントとサイズについては両方共通)。また、背景色も変更可能だ。スケジュールの通知は、○分前という事前通知の時間や、ウィンドウポップアップとともに再生できるWAVのファイル名を設定する。案内板ウィンドウのサイズは、大・中・小の3種類が用意されていて、開く位置も細かく設定できる。パタパタと回転する速度もカスタマイズが可能だ。

reviewer's EYE 当日を含めて2日先までのスケジュール管理というのは、かなり異色の仕様だと思うが、これはこれで「潔く割り切っている」といえるだろう。例えば、毎日かなりたくさんの予定があって、時間順に通知してくれればいいという人の場合、今日・明日くらいの予定をざーっと登録しておけばよく、気軽に使える。そのほかにも、終電間際の電車の発車時刻を数本分登録して、それぞれ15分前に通知するというような設定にしておけば、手軽なタイマ代わりになるだろう。

しかし、何といってもこの外観を抜きにスケジュール案内板Liteを語ることはできない。スケジュール更新時に案内板が“パタパタ”とするのは、何度見ても楽しい。
(坂下 凡平)


スクリーンショット》 スケジュール登録画面。日付や開始時刻はプルダウンメニューから入力。下のボックスには登録スケジュールを一覧表示する
スクリーンショット》 オプション設定画面。案内板のサイズは大・中・小の3サイズから選択できる
スクリーンショット》 前後のスケジュールの表示はメニューまたはショートカットキーで
スクリーンショット》 起動直後の画面。「調整中」という表示が泣かせる!


【作 者】 関上 晴也 さん
【作者のホームページ】 http://www.hello.co.jp/~haruya2/
【動作に必要なソフト】 (VB 6.0ランタイム
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

「スケジュール案内板Lite」を作成するきっかけとなったのは、次に作るソフトの案を練っていたときに、「何かほしいソフトない?」との問いかけに会社の同僚が答えた「列車の案内板みたいなスケジュール管理ソフトがあればおもしろいね」との一言でした。私がその案に飛びついたのは、スケジュールを管理するソフトに「見る楽しみ」という付加価値が付くことと、列車の発車案内板は正にスケジュールを表示するためのものであるという点でした。

私がソフトを作る際の信念は「ソフトは多機能である必要はない」であり、その点でもスケジュール案内板Liteは分単位のスケジュールを表示し、通知するだけの機能に特化して作成しました。

■開発中に苦労した点

スケジュール案内板Liteの外見は列車の発車案内板であるため、イメージを損なわないようにする必要があると考え、ウィンドウのタイトルバーを表示しない形にしました。しかし、タイトルバーがないとウィンドウを閉じたり、最小化したり、移動したりといった操作ができなくなってしまうので、擬似的なタイトルバーを配置することにしたのですが、このタイトルバーをドラッグしてウィンドウの位置を移動する際に、ウィンドウがうまくマウスに付いていってくれなかったり、ポップアップメニューを表示した状態でタイトルバーをクリックするとウインドウが動いてしまったりと、調整にちょっと苦労しました。

また、最小化した際にはタスクトレイに格納されるようになっていますが、タスクトレイからウィンドウを復旧する方法として、右クリックによるメニューから選択してウィンドウを表示する方法と、タスクトレイのアイコンをダブルクリックしてウィンドウを表示する方法を用意したところ、ダブルクリックしてウインドウを表示すると、ウィンドウが前面に表示されなくて困ったこともありました。

私の作成するソフト全般にいえることですが、VisualBasicでソフトを開発しているのでいろいろなActiveXコントロールがありますが、極力、標準のコントロールのみを使用して作成するよう心がけています。

オンラインソフトを作る以上、ダウンロードしやすいサイズであることが大切だと考え、ファイルサイズが大きくならないよう、ランタイムモジュールがあれば動作が可能なように設計しました。しかし、それを実現するためにはWindows APIを使用しなければならないため、その利用方法に結構苦労したものもありました。

■ユーザにお勧めする使い方

スケジュール案内板Liteは、メニューバーやツールバーといったものがないため、ポップアップメニューからすべての操作を行うことになりますが、それではあまりにも操作性がよくありません。そこで、各機能にはショートカットメニューが割り振られていますので、覚えておくと操作性が格段に向上します。また、一度に表示されるスケジュールは3件ですが、それ以降または以前のスケジュールも1件ずつもしくは1画面ずつスクロールして表示することもできますので、ぜひショートカットキーを覚えて快適なスケジュール管理をしてください。

■今後のバージョンアップ予定

今後は、登録したスケジュールをシステム手帳サイズで印刷できる機能を追加する予定です。
(関上 晴也)
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フリーソフト
スケジュール案内板Lite 駅でよく見かける列車の発車案内板をイメージしたスケジュール管理ソフト 



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