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ベクターソフトニュース - 2000.06.07
うっかりママの家計簿 for Windows98&95 うっかりママの家計簿 for Windows98&95 体験版 Ver.4.1.0.4
愉快なキャラのナビゲーションで楽しくつけられる家計簿ソフト
Windows 98/95 サンプル版
「うっかりママの家計簿 for Windows98&95」の動作画面
■メインとなる日計表画面。何をするにも、キュートなママが的確にアドバイスしてくれるから安心

市販のパッケージソフトとしてベストセラーを続けるエー・アイ・ソフト(株)「うっかりママの家計簿」の体験版。玖保キリコ氏によるキュートなキャラが、家計簿つけのイロハをナビゲートしてくれるので、はじめてでも簡単に操作できる。家計簿の内容を、家計コンサルタント機能で徹底的に分析できる点が大きな特徴で、家計の現状や問題点、改善策まですべてを診断することが可能だ。家計簿のほかに、アラーム付きのカレンダーや住所録なども装備し、生活統合ソフト的な色彩もある。

うっかりママの家計簿は、高い操作性を持つ家計簿ソフト。頼れるナビゲート機能はもちろんのこと、日々の入力、口座の管理、家計の分析やシミュレーションにいたるまで、一貫したわかりやすいインタフェースが特徴だ。メインとなるのは、1日の収支を週単位で表示する日計表。ちょうど紙の家計簿のような画面構成になっているため、初心者でも違和感なく使うことができる。日計表では、日々ごとの収支と予算、週計、月計を一覧できるようになっており、この画面からすべての操作を行える。

家計簿をつける上で最大のポイントなるのが日々の入力だが、うっかりママの家計簿では、レシートを片手に品名をリストから選んでゆく「レシート入力」と、先に収支項目を選んでから入力する「日別入力」の2種類の入力方法が用意されている。レシート入力では、リストにない項目でも、一度入力すれば次回以降リストに追加されるので、入力の手間が少なくてすむ。また、日別入力では、画面下が日記画面になっており、家計簿をつけながら日記を書くことができる。環境設定により、日計表の画面上をダブルクリックだけでいずれかの入力画面をすばやく呼び出せる仕組みになっている。

口座管理も簡単に行うことができ、銀行口座のほか、クレジットカード、ローン、自動引落、自動積立に対応する。あらかじめ銀行口座/カード口座を設定しておけば、日々の入力(レシート入力/日別入力)時に、現金の代わりにリストから口座名を選ぶだけでよい。銀行口座のほかは、現金、自動積立など、いずれも架空の口座だが、これにより、お金の流れが把握しやすくなっている。口座の状況は、銀行通帳をイメージしたわかりやすい口座一覧画面で確認できる。

家計の分析やシミュレーション機能も充実している。シミュレーションは想定した収支、または実際の収支から未来の口座収支を予測して残高計算を行ってくれるもので、予算と連動して使用することもできる。その予算を立てるのも、ウィザードによる自動作成機能で、家族構成や年収、目標貯蓄額といった条件から理想的な金額をはじき出してくれる。また、家計を自動診断してレポートする「ママカルテ」では、家計簿をもとに「今月の家計総評」「問題点の解決策」「家計の格付け」といった自動診断レポートを作成し、的確に家計を分析・診断して、アドバイスしてくれる。

家計簿機能のほかにも、住所録や画像も記録できる日記、基礎体温や体脂肪率を記録し、簡単にグラフ化できるグラフ作成ツール、カレンダーやバイオリズムなど、生活と密着したさまざまな便利な機能を備える。カラフルな画面デザインとあいまって、親しみやすさを感じさせるソフトだ。

reviewer's EYE 表計算ソフトのような巨大家計簿にうんざりしていた時期に、この家計簿をはじめて触って受けた衝撃は、数年経ったいまでも変わらない。今月も赤字とげんなりするときには、決まって「うっかりママ」も一緒に青くなる(笑)。そしていまでは、げんなりする前に的確なアドバイスをくれる。家計管理ってもしかしたら、うまくやれば楽しいのかもしれないと思わせてくれたソフトなのだ。ただつけているだけでは家計簿はまったく意味をなさない。たんなる自己満足でしかない。それを教えてくれたのもこのソフトだ。
(フェムス・安藤 しょうこ)


スクリーンショット》 品名や金額をマウスで選んで入力するだけのレシート入力画面。面倒な入力の手間はかからない
スクリーンショット》 毎月発行される家計コンサルタントレポート「ママカルテ」では、家計の現状や問題点が、改善策と共に一目でわかる
スクリーンショット》 ポップでキュートな道具箱は開くのが楽しみ。ここからさまざまな機能にアクセスできる
スクリーンショット》 今日の体の調子が一目でわかるバイオリズム


【作 者】 エー・アイ・ソフト(株)
【作者のホームページ】 http://www.aisoft.co.jp/
【家計簿専用公式サイト】 http://mama.aisoft.co.jp/
【補 足】 この体験版はインストールした日より40日間使用することができる。体験版では旧バージョンからのデータコンバート機能は使用できない
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

十数年前、私が学生のころの話です。両親がPC購入を機に家計簿ソフト(某社製)を使いはじめました。張り切って入力しているその姿に影響され、私もアルバイト代を家計簿ソフトで管理するようになりました。これが私の金銭感覚を磨くのに大いに役立ち、「家計簿をつけると、これほどしっかり貯蓄できるものか」と大変驚きました。これに対して、なぜか両親は家計を改善する兆候が見られず、私は両者の差を疑問に思いました。「家計簿ソフトを活かせる人もいれば活かせない人もいるのはなぜだろう?」──家計簿ソフトがただ入力するだけの代物に過ぎず、活かせるかどうかはユーザのセンスに頼るところが大きかったのです。「そのセンスとは何か?」「センスを万人に与えるためには何が必要か?」これらを真剣につきつめたことが「うっかりママの家計簿」を開発するきっかけになりました。

■開発に苦労した点

最も苦労した点は簡単さの追求です。まず画面の階層を浅くし、初心者がどの画面にいるのかを見失わないように設計しました。また、全機能をボタンだけで操作できるようにして、メニュー操作を不要にしています。さらに、ファイル保存の概念を取り除き、いつ家計簿を終了してもデータが保存されるように設計。「ファイル保存せずにパソコンを切ったらデータが消えちゃった!」という初心者の悲劇も防いでいます。

次に苦労したのは、真に家計に役立つソフトにすることです。忘れがちなことですが、家計簿はただつけているだけでは何の意味もありません。皆さんの目標や夢にロードマップを与え、実現まで導いてこそ意味があります。私を含め、開発スタッフの半数以上がファイナンシャル・プランナー(FP)の資格を有し、住宅取得設計、教育資金設計、老後資金設計、税コンサルティングをはじめとするファイナンシャル・プランニングの経験を豊富に持っています。そのコンサルティングスキルを、ライフプランPRO、予算コンサルティング、家計コンサルタントレポート「ママカルテ」などに総合的に盛り込み、専属FPのように頼れる家計簿ソフトを目指しました。

■ユーザにお勧めする使い方

家計をうまくまわすコツは、計画を立てる(PLAN)→実行する(DO)→見直す(SEE)のサイクルを繰り返すこと。うっかりママの家計簿なら、誰でも簡単にPDSサイクルを実践できます。

STEP.1 ベスト予算を自動作成(PLAN)──収入と家族構成を入力するだけで、我が家に最適な予算を自動的に作ります。予算は家計調査報告(総務庁発表)と弊社調査をベースに最適化したベストプランです。

STEP.2 家計簿を入力(DO)──超簡単レシート入力でPC初心者でも簡単に入力できます。毎日きちんと入力してもよし、1週間分まとめてつけてもよし! 細かくつけても大雑把につけてもOKです。

STEP.3 毎月の家計を自動診断(SEE)──家計簿データを自動診断し、月末に家計コンサルタントレポート「ママカルテ」を発行。家計に対するアドバイスはもちろん、標準世帯に比べてよい点・悪い点をしっかり指摘し、我が家の家計をAaa〜Cccまでの10段階に格付けします。また、予算と実績がかけ離れても大丈夫。「うっかりママ」が我が家に達成できそうな範囲で予算を自動修正します。だから安心、ずっと楽しく続けられます。
(エー・アイ・ソフト(株)・塚原 哲)
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