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ベクターソフトニュース - 2000.05.17
らいが〜らいがぁ〜♪ らいが〜らいがぁ〜♪ ―よぉ〜し、ヘッポコ第二段逝ってみよう♪―
思わず笑ってしまうキャラが繰り広げる“葛藤アクションゲーム”
Windows 98/95 フリーソフト
「らいが〜らいがぁ〜♪」の動作画面
■ゲーム開始時のモードは4種類(画面はノーマルモード)

思わず腰が砕けてしまいそうな奇妙なキャラを操作して、飛んでくるモノを叩き壊す、格闘ならぬ“葛藤アクションゲーム”。キー操作でパンチ、キックを繰り出し、モノを破壊するかはね返すことで得点する。コンボボーナスなども用意されている。

らいが〜らいがぁ〜♪のどのあたりが格闘的かというと、飛んでくるモノをたたき落とすときのキャラの動作だ。「対戦格闘ゲームのボーナスステージのようなゲーム」といえばわかりやすいだろうか? ただし、登場するキャラや飛んでくるモノがミョ〜なため、「格闘」にはなりきれず「葛藤」してしまうというわけだ。キャラは全部で5人(種類?)だが、最初はそのうちの2人しか使えない。プレイを重ねるうちに使用できるキャラが増えてゆくという仕組みだ。ちなみにキャラの内訳は、格闘ゲームに出てきそうなノーマルなキャラが2人(男女)、子供の落書きのような奇妙なキャラが2体。そして、最後のキャラは登場させることができた人のためのお楽しみ。

ゲームのルールは、とにかく画面に現れたモノを何でも叩き壊す(あるいは、はね返す)というシンプルなもの。壊した攻撃目標によって得点が入り、壊し損ねるとHPが削られる。HPが0になったらゲームオーバーだ。格闘ゲームではおなじみのコンボボーナスも用意されている。自キャラはプレイ画面の左側に固定されていてその場を動けない。そこをめがけて画面の右側から色の付いた玉やネコのような形をした「テ」という生物(?)がさまざまな速度で飛んでくる。たまに背後に「ZERO君」という謎の生物が現れることもある。

色玉や「テ」は、最初半透明の状態で飛んできて、こちらの攻撃の届く間合いに入ると実体化する。また、上段をめがけて飛んでくる玉は緑、中段は青、下段は赤と色分けされているのでわかりやすい。これら攻撃目標の違いによって、得点や削られるHP、コンボの際のボーナス点などが異なってくる。

攻撃は、上段に来た玉は【↑】+【Z】、中段は【Z】、下段は【↓】+【Z】で、また「ZERO君」は【←】+【Z】、「テ」は【→】+【Z】で撃破するのが基本。使える技はほかにもあり、例えば【↑】+【X】、【X】、【↓】+【X】で「テ」を上・中・下にはね返すことができる。また、技をヒットさせると画面下部にあるゲージが少しずつ増え、これが一定以上たまると、画面上の攻撃目標すべてを一瞬で破壊したり、一定時間、自動的に目標を攻撃してくれるといった技も使えるようになる(しかし、らいが〜らいがぁ〜♪の基本はあくまでも上記の5種類の攻撃を駆使して目標を撃破することにある)。

ゲームモードは最初、「ノーマルモード」「サバイバルモード」「トライアルモード」「S・トライアルモード」の4種類だけだが、ゲームを進めるうちに増えてゆく。キャラデザインを含めたグラフィックもよいが、ふざけた雰囲気のサウンドエフェクトもまた何とも腰砕け感があり、笑わせてくれる。

reviewer's EYE 自ら「へっぽこ」と名乗っているが、なかなかどうして、かなり凝った作りのゲームだ。何回もプレイしているうちに、キャラやゲームモードが増えるほか、BGMや背景画像も変わってゆく。

ゲームそのものはわりと単純だが、モードごとに趣向が凝らされていて楽しい。個人的には、最初からHPが1しかない「サバイバルモード」や「S・トライアルモード」、玉が波打って飛んで来て色が途中で変わる「トライアングルモード」などが手強くて特におもしかった。ただ、HPが多いモードではやっている途中で指が痛くなるし、中休みも取りたくなる。ポーズができるとうれしかった。

しかし、なんといってもこのゲームの最大の魅力はゲームのデザインそのものだろう。登場するキャラも遊びまくっていて妙な愛嬌があっていいし、ゲームの途中で入る効果音も脱力モノで味がある。ゲームオーバーのときに女の子の声で発せられる「根性なし」や「あーはいはい」のセリフも非常によい。イヤミのない言い方なので、「くっそぉ」と思いながら、もう一度チャレンジしてやるという気にさせられた。

みなさんも、全モードと全キャラを表示するまでがんばってプレイしてみてはいかがだろう。
(秋山 俊)


スクリーンショット》 タイトルからもどことなく脱力感の雰囲気が漂ってくる!?
スクリーンショット》 トライアルモード。メチャクチャたくさんの玉が飛んでくる
スクリーンショット》 サバイバルモードはHPが1しかないので、一回でもミスったら即アウト
スクリーンショット》 S・トライアルモード。玉は一杯飛んでくるのにHPは1しかない


【作 者】 レイシアソフト〜Thoughtless製作チーム〜 さん
【作者のホームページ】 http://www2.tokai.or.jp/makizawa/
【動作に必要なソフト】 DirectX 7.0以降
ソフト作者からひとこと
■本ソフトを制作することになった動機

犯人の動機は金銭のトラブルから人間関係を……。

えぇ、仲間内でシミュレーションやらロールプレイングやらを創っている内に煮詰まってきまして。息抜きにハードディスクの中に散らばっている材料+αでアクションものを創ってみました。……動機? なさそうですねぇ(ΘωΘ)ゞ 息抜きでできあがってしまったものですので。

で、それの次回作ということで結果的に動機は「息抜き」と「勢い」デス、はい。

■開発での苦労など

プログラム的な面では、
私 「プログラムのコーディング中にどんなえぐいことがありましたか?」
プログラマ 「ライブラリを更新中に作ったから、すごく汚いプログラムになって、あまり触りたくない……」
私 「で、では、ここは苦労したので見てほしいというところは?」
プログラマ  「そんなのあったっけ?」
私 「あ、あぁ…………」
その他の面では、
私 「これでは、苦労がなさそうに聞こえるので一人ずつ苦労話を……」
グラフィックチーフ 「ないんだけど……」
プログラマ 「使いまわしサイコ〜」
私 「ドット絵とか曲とかも少なかったし……」
グラフィックチーフ 「あえて言うなら……」
プログラマ 「いりません」
私 「はい、ありがとうございました!」
と、いうように苦労はしておりません。

苦労した点を強いて挙げるなら、難しくてデバッグで身体に害が出たことと、このような真面目そうな場所へのテキストを書いていることくらいでございます(楽しんで書いてますが……)。

■使い方のお勧め♪

極度の集中力と指の酷使により体に害が出ないように、極めるまでやりつづけてください♪

報告されている被害としましては、
  • 指が妙な方向に曲がって戻らない
  • 目が疲れた
  • 脳が妙な方向へ走っていった
  • 煙草を吸いながらやっていて灰を捨てるひまがない
等。

害じゃなさそうな害まで出ておりますので、とにかく楽しんでください。総合的な使い方のオススメとしまして、アナタのPCライフの息抜きにどうぞ♪

■今後のヴァージョンアップ予定など

バグなどの修正ファイルやちょっとした追加データ等が出るかもしれません(もう出ているものもアリ)。あとは、ホームページ にてスコアランキングを開催しております。

■最後に

くだけた文章ですみません。読み物として笑っていただければ……。(ΘωΘ)ゞ

感想のメールや書き込み、何でも待ってます──RS一同(メインは3人しかいないんだけどね)
(レイシアソフト〜Thoughtless製作チーム〜)
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