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ベクターソフトニュース - 2000.02.26
IEX IEX Ver.1.02
Internet Explorerのコンテキストメニュー拡張ソフト
Windows 98/95/NT シェアウェア
「IEX」の動作画面
■メインの設定画面。左側でチェックのついている項目がコンテキストメニューに追加される

Internet Explorer 4および5の右クリックで表示されるコンテキストメニューに数多くの拡張機能を追加できるソフト。Ver.1.02では42種類のメニュー項目が用意されており、そのなかからユーザの好みによって機能を選択し、追加メニューとして組み込む。

メイン画面は、左側に追加できる機能の一覧、右側にその機能の説明が表示されるというシンプルなもの。ユーザは説明を読んで機能を選択し、追加したいものにチェックを入れて[OK]ボタンを押すだけでよい。IEXでの設定後、IEを(再)起動すれば、設定がコンテキストメニューに反映される。追加機能の変更も、機能のチェック → [OK]ボタン → IEの(再)起動でOKだ。IEXは、選択した機能を使えるようにレジストリへ書き込むマネージャであり、コントロール部であるIEX本体と、メニューから呼び出されたときに機能を実現するコンポーネントから構成される。一度設定してしまえば設定を変更しない限り、常駐させておく必要などはない。

追加できるメニュー項目は実に多岐にわたるが、一部を挙げると、
  • ドキュメントドラッグ:スクロールバーなどを使わずに、Adobe Acrobatのように上下左右自由にドキュメントをドラッグできる
  • ページ内検索:通常のページ内検索では、結果が複数あっても1個ずつ逐次にしか表示されないのに対して、検索結果のすべてを一覧で表示する
  • リンクをページ内に開く:ページを移動したり、別ウィンドウを開くことなく、現在参照している同一ページ内に表示する
  • Yahoo!/goo/Infoseekでの選択語句の一発検索:選択した部分の文字列を、Yahoo!やInfoseekなどの検索エンジンに渡し、結果を得る
  • ページ内イメージやリンクの一覧
  • ソースの色分け表示
  • 1つ上のディレクトリ階層へ移動
などがある。上述の通り、IEXには40種以上のメニュー項目が用意されているが、Internet Explorerに追加できる項目数の制限により、一度に使用できるのは最大32個まで(他のソフトがすでにメニューを組み込んでいる場合はその分、最大で使用できる数が減る)。また、表示されるメニュー項目は、
  • ページの背景などをクリックした場合
  • 画像の上でクリックした場合
  • 文字を選択してクリックした場合
  • リンクのある文字の上でクリックした場合
でそれぞれ異なってくる。

Webサーフィンをする上で「あったら便利」と思われる機能を満載したソフトだ。

reviewer's EYE IE 4/5のコンテキストメニューに何らかの機能、コマンドを追加するという技法はかなり前からあった。そもそもMicrosoftのPowerToys Set for Internet Explorer 4.0がそうしたテクニックがあることを教えてくれたのである(現在はInternet Explorer 5 Web アクセサリ)。これらの機能追加はレジストリキーの追加と対応するスクリプト/HTMLの作成で実現できるものであり、IEXを行っていることもまた同様である。ただし、IEXでは、チェックボタンひとつで機能の有効/無効を簡単に切り替えられる。この点が最大のメリットだ。

筆者自身、IEのコンテキストメニューを自分で拡張していたりするので、このツールのありがたさはよくわかる。いちいちレジストリエディタとメモ帳などのテキストエディタを使って、複雑な手続きを行う必要がないし、実際にWebサーフィンするときに必要な機能はIEXがほとんど持っている。チェックをつけて[OK]ボタンをクリックするだけですむというのは、精神的にもかなり楽だ。

ただし、便利な機能とはいっても入れすぎるとワケがわからなくなる。親切なHTML形式のヘルプが付属しているので、これを参照しながらとりあえずは必要な機能だけを追加し、徐々に増やしたり減らしたりと環境を整えていこう。IEXがあるとないとでは、Webサーフィンの快適度が10倍くらいは違うはずだ。
(藤田 洋史)


スクリーンショット》 拡張されたメニューの表示例。初期状態でも背景などをクリックするとかなり長いメニューになる
スクリーンショット》 ドキュメントドラッグを使えば、広いページの閲覧もスムーズに行える
スクリーンショット》 IEXのページ内検索機能。検索結果が一覧表示されるので、非常にわかりやすい
スクリーンショット》 選択したリンク先を、同じページ内のウィンドウとして開くことができる


【作 者】 樋口 健太郎 さん
【作者のホームページ】 http://www16.big.or.jp/~trillion/
【補 足】 試用期間は2週間
ソフト作者からひとこと
■ソフトを開発しようと思った動機、背景

インターネット上の情報リソースに対して、既存の形態とは異なるブラウウジングの形態があってもよいのではないかと思ったのが開発の動機です。

■ユーザにお勧めする使い方

これらの機能をすべて使いこなせるようになるのは結構大変かもしれませんが、「このようなページではこの機能を使う」という一定の決まりを自分の中で作り、適材適所に機能を使い分けられるようになっていただきたいと思います。

■今後のバージョンアップ予定

現バージョンでも機能が多いというユーザさんのご感想をいただいておりますが、まだ将来的につけようと思っている機能は数多くあります。機能追加等について何かご希望・リクエスト等ありましたら、お気軽に声をおかけくださいませ。
(樋口 健太郎)
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