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Pocket Vector ソフトニュース - 2002.08.31

	POCKET 麻雀　ローカルルールも指定できる本格四人打ち麻雀ソフト ■WindowsCE　■製品：試用不可（980円）

本格的なコンピュータ対戦ができる麻雀ソフト。ルール設定に特徴があり、「東北新幹線」「南北戦争」などのユニークな地方役を採用することができる。

■ 時間を設定。スタイラス操作が難しい場合はハードキーで操作できる

「POCKET 麻雀」はいつでもWindowsCE（PocketPC）で麻雀が楽しめるソフト。スタイラスのタップで牌を切り、鳴ける牌が出たときはダイアログが出て鳴くかどうかを選択できる。和了後の点数計算や役の判定も自動で行える。ハードキーの操作にも対応しているので、移動中でもミスタップを恐れずにプレイすることが可能だ。

プレイ開始時にルール詳細の設定を行い、「平和自摸」「くい断」「裏ドラ」「オープン立直」「五本場以上二翻縛り」「振聴罰符」「ドボン」「西入」「焼鳥」「馬（ゴットー）」「赤伍筒」などの有無が指定可能。また、役の設定では「三連刻」「百万石」「東北新幹線」「大車輪」「南北戦争」「ルート246」などの地方役を採用できる。

また、プレイヤーの通算成績が記録されており、メニュー画面の「成績」から総局数や和了数、和了率、放銃数、放銃率、立直後の和了率、平均立直巡目、役満数などの数字を参照することができる。

◆その他のスクリーンショット

■ 鳴ける牌が捨てられた場合は一時停止してダイアログが現れる	■ 和了時の画面。手役判定と点数計算が自動で行われ、点数の出入りが表示される	■ 設定画面では「五本場以上二翻縛り」「西入」などのルール変更や「百万石」「南北戦争」などの地方役の採用が可能だ

	なかなか本格的で、ひとつひとつの牌は小さいのだがグラフィックが細かな所までキチンと作られており、良くある「ゲームの牌」とは違ってリアリティがある。対局の途中でも中断できるのでいつでもどこでもプレイできるのがうれしい。また、イカサマは無いようなのだが、コンピュータは手強くなかなかアガらせてもらえなかった。どうも私の筆名は名前負けしてしまっているようである。地方役のバリエーションが多いのが特徴だが、「四連刻」や「十三不塔」などの役満が追加されているとよい。また、開始時の持ち点が25000点のみなので、これも競技用ルールに変更することかできるとよいだろう。欲を言えば、空いているキーに「最小化」や「効果音」を割り当ててくれると、急に上司が来たときなどに対応できるかもしれない。（ピンフ）【作　者】 (株)アンバランス【作者のホームページ】 http://www.unbalance.co.jp/ 【備　考】試用不可のため、ご購入後のダウンロードとなる。対応機種など必ず確認を

ソフトを開発しようとした動機は、PocketPCの市場が広がるような兆しがあったからです。そこで社内にあるリソースで麻雀を移植してみました。Windowsには豊富なメモリと表示能力がありますが、PDAではどうしてもいろいろな制限が出てきてしまいます。そのため、完成されたソフトをいかにコンパクトにまとめ上げるかという点で苦労しました。Windowsのゲームと変わらない強さとおもしろさを再現してありますので、十分満足いく商品であると自信を持ってお勧め致します。
可能性のあるタイトルがあれば、随時PocketPCへと移植してリリースして行く予定です。

（(株)アンバランス）

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