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 マイソフト ベクターソフトニュース特別企画 
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ベクターソフトニュース特別企画 - My Soft Cipher Data Manager
ファイル暗号化に二つの鍵を使う理由
Windows Me/2000/98/95/NT   シェアウェア 500円

皆さんが、もし学生なら学校から自宅に、社会人なら会社や出張先から自宅に、ちょっと他人には見られたくない「秘密」にしておきたい電子ファイルを送りたいときはどうしてますか? 実は私も、会社からちょっとした「資料」を自宅に送りたい事情があって、こんなソフトを作ってしまいました。名前は「Cipher Data Manager」(サイファー・データ・マネージャー)。直訳すると「暗号データ管理ツール」といったところです。

私自身、実際にコレを使って会社と自宅の間で「資料」のやりとりをしてます(別に悪いことしてるわけじゃありません。仕事を家に持ち帰ってやってるんだって。トホホ)。はじめは、簡単な固定方式の暗号化ロジックを使おうとしていたのですが、これを作り出したころに、ちょうど外国でDES暗号を解読した人たちのニュースを聞きました。「有名で実績のある暗号化方式でも、アルゴリズムがわかってしまえば力ずくで解読されてしまうな〜」と考えた私の出した結論は「暗号化方式そのものを毎回変えてしまえ!」です。

「Cipher Data Manager」を使うには、まず暗号化方式を決めるための「キーワード」を設定します。これをもとに、内部のロジックで暗号化に使う計算式が決められます。そして、実際の暗号化に使用する「二つめのキーワード」を設定します。実際の暗号化はこの「二つめのキーワード」と、暗号化したいファイルのデータとの演算により行います。「これでハッカー対策も安心だね! パパ!」というわけです。現在は、見た目に凝ろうとして、暗号データを古代エジプト文字「ヒエログリフ」になぞらえた「ビエログリフ版」(ダウンロードはちょっと重いよ)もあります(サンプル画面参照)。なお、暗号化のパスワード(二つとも)は、頻繁に更新するのがセキュリティ確保の基本ですから、念のため。それでは! “Have a beautiful 'SECURITY' life !!”

(Runchan(らんちゃん))

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Cipher Data Manager


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