最近、ボタンを4個以上備える、多ボタンのマウスが増えてきました。私のようなマウス至上主義者には、大変に喜ばしいことですが、多くの方々は、その増えたボタンを持て余しているのではないでしょうか? なにしろ普通のマウスドライバでは1個のボタンに一機能しか割り当てられないので、例えば「進む」や「戻る」を割り当てたボタンは、ホームページの閲覧時は便利ですが、ほかにはほとんど使い道がありません。「マウスの鬼」は、そんな汎用性に欠けるマウスボタンの機能を、アプリケーションに合わせて自動選択する、つまり、ブラウザで「戻る」だったボタンが、メモ帳では「貼り付け」になる、というような動作を実現するソフトです。また、同種ソフトが、多ボタンマウスとしてインテリマウスエクスプローラのことを中心に考えていることが多いなか、その他の多ボタンマウス、例えばロジクールのマウスマン+、サンワサプライのプログラマブルマウスでの動作にも実績があります。
(ゴマフスキー)