Windowsを使った日常業務で、「同じような操作を何度も何度もやっている。面倒でかなわない」とお嘆きの方はいらっしゃいませんか。「Triple-9」を使うと、定型業務を自動化でき、大幅な効率化が可能です。「Triple-9」は、マウスやキーボードの操作を記憶し、再生します。操作内容は普通にアプリケーションを操作するだけで自動記録されます。記録したスクリプトはそのままでも動作しますので、初心者の方にも簡単です。「Triple-9」のスクリプトはPascalに準じた高級言語で、あとから手で修正することもできます。CやBASICなどのプログラミング経験のある方ならば、if文、for文などを追加すると、同じ動作を100回行わせることなどが簡単に実現できます。
単に自動実行するだけでなく、アプリケーションの状態を確認しながらきめ細かく制御することもできます。例えば、エディットコントロールのテキストや、ラジオボタンの状態を調べ、その内容によってその後の処理を変える、警告メッセージを出す、ログファイルに書き込むなどといったことができます。これらの機能により、アプリケーションの定型的な操作やテストを自動化する強力なツールとして利用できます。
(山本 利文(とし))