ダウンロードしたまま時間が経過したオンラインソフトの圧縮ファイルや、雑誌付録のCD-ROM内の大量の圧縮ファイルは、普段よく使うものでもない限りファイル名だけでは何のファイルなのかわからないものです。とりあえず知りたいだけなのに、一時フォルダにいったん展開(解凍)してテキストやヘルプを開き、確認後に削除するという面倒な作業をしなければなりません。「LzText」はこの一連の流れを、エクスプローラの右クリックメニューから行うことができます。ただし、何らかのドキュメントファイルが含まれている必要があります。LHA/ZIP/CABの圧縮形式に対応し、さらには各形式の自己展開型インストーラの操作も可能ですので、インストール前に内容の確認を行うことができます。
操作はいたって簡単です。エクスプローラで圧縮ファイルを選択して、右クリックメニューから「書庫内のテキストを閲覧」をクリックすると、最大10個のテキストがタブ形式のビューアで開かれます。テキスト以外のドキュメント(ヘルプやHTML等)はビューアのボタン操作によって開くことができます。
(木下 誠士)