「柵の淵(しがらみのふち)」は、過去に縛られる三人の女性たちが織りなす、洋館を舞台としたサイコサスペンス風のサウンドノベルです。三人の女性それぞれに、トゥルー、バッド等の各種エンディングを用意しております。この物語は、三人の女性それぞれの角度で接することにより、想いの強さからの悲劇を表そうと思って作られたものです。読む人を選ぶ物語かもしれませんが、悲しさの中に優しさや愛情や想いなども織り込みました。すべてのエンディングにたどり着かれた方々の方の10人にひとりは涙を浮かべられているそうなので、そのような物語を求めている方は、一読してみてはいかがでしょうか。キャラ絵は市販のものには劣りますが、場面に合わせてお借りしたMIDIと快適さを求めたシステム、そして勝負どころであるシナリオは、市販のものにそうそうひけは取らないはずです。すべてのエンディングにたどり着かれた方には、オマケの後日談を用意しておりますので、それを楽しみにして、最も見ていただきたい部分であるシナリオをたどっていただければ幸いです。
(ekusia)