「Invisible Map」は、画面上を走り回って金塊を集めるというジャンプアクションゲームです。加速したり弾を撃ったりといったことはできず、あくまでジャンプしていくだけ。「ドンキーコング」や「ナッツ&ミルク」といった古典的なジャンプゲームの経験者なら懐かしい感覚でプレイできるでしょう。ただし、画面ははじめ真っ暗です。どこに壁やはしごがあるかはまったくわかりません。道があると思っていたら突然穴が、なんてことも……。プレイヤーはこの暗闇の中を一歩一歩探索していくのです。探索には、敵の動きも重要な手がかりです。「敵が突然ジャンプすれば穴が空いている」「上下に動いていればハシゴがある」等々。敵をただ避けるだけでなく、その動きをよく観察することがクリアへの近道です。
面は自動生成されるため、一度解いても次のプレイで同じ面は現れません。さらに、迷路型、あみだ型など、自動生成のパターンもステージごとに変わり、多彩な面構成が楽しめます。「一寸先の闇」が作り出す緊張感を味わえる一風変わったジャンプアクションゲーム、ぜひ一度体験してみてください。
(吉田 稔)