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ベクターソフトニュース特別企画 - My Soft 校務処理プログラム
教育現場での事務的処理を1本でまかなえる
Windows Me/2000/98/95   フリーソフト

普段の何気ない教職員の仕事も、情報化によって助かる部分はたくさんあります。情報化が進む社会の中で教育現場も変わらなければいけません。「校務処理プログラム」は、香川県高松市の情報教育研究部会で開発された「教職員の事務的作業を総合的に管理するネットワーク対応プログラム」です。もともと香川県の中学校の成績処理/調査書処理/名簿処理などを目的に開発されたもので、Access上で動作します。

このプログラムは、名簿処理・成績処理・成績通知票処理・進路資料処理・送付書・志願者一覧表処理・評定処理・評定通知票処理・調査書処理・学習成績等一覧・総括表処理・願書・生徒指導要録抄本など、多岐にわたる事務的処理を1本のソフトで実現します。計算処理だけでなく、結果を通知表そのものに印刷することも可能です。このようなデータは、生徒のプライバシーとして厳重に管理しなくてはなりませんが、Accessの機能を活用したセキュリティ機能を持っているため、管理職も安心して任せられます。

成績処理や調査書処理の時期になるとパソコンの奪い合いになる状況が発生しますが、そうした状態を解消するため、ネットワーク対応にし、複数台のパソコンからサーバ上の1ファイルに同時に入力が可能になっています(同じ生徒の同時入力は不可)。データがひとつになることで集中管理が可能になり、管理が容易になります。

このソフトは当初、勤務していた中学校一校内だけの活用でした。しかし、教職員には転任があります。変わっていった学校ではまたやり方が違うので、一から覚え直し。いっそ市内全校が同じソフトを使用できたら……という声が普及のきっかけとなりました。筆者が研究部長だったこともあり、香川県高松支部情報教育研究部会として配布を始めました。ところが、市外でも問い合わせがあり、全県に配布することになってしまったのです。現在では、インターネットを通じて他県にも配布している状態です。現在のところ香川県内では少なくとも30校以上は活用していると思われます。最近では、なぜか他県からの問い合わせが多いのですが、おそらくプログラムについての研究目的ではないでしょうか。ただ、セキュリティシステム保全の関係上、プログラムの一部はロックされて見えないようになっています。

(香中研高松支部情報教育部会)

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校務処理プログラム


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