1. | ウイルスに感染したファイルを実行すると、Windowsフォルダ※2に以下のファイルが生成されます。 この時点で、元の感染したファイルは無害化されます。
rundl132.exe
Logo1_.exe
Dll.dll
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2. | Logo1_.exeがプロセスに常駐します。
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3. | レジストリに以下内容が追加され、ウイルス(rundl132.exe※3)がWindows起動時に自動実行されるよう設定します。

・Windows 2000、XPの場合
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows]
"load"="<Windowsフォルダ>\rundl132.exe"

・Windows ME、98の場合
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run]
"load"="<Windowsフォルダ>\rundl132.exe"
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4. | 環境によっては以下のレジストリキーも追加されます。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Soft\DownloadWWW]
"Auto"="1"
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5. | rundl132.exeが起動すると、ローカルドライブと、ネットワークに接続された共有フォルダにある実行ファイル※4を検索し、ウイルスコードを付加します。 検索対象のフォルダはシステム共有フォルダ※5も含みます。
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6. | ウイルスがアクセスしたすべてのフォルダに「_desktop.ini」というファイルが作成されます。 このファイルはウイルスが実行された日付が記載されたテキストファイルです。
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