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コンピュータウイルス「BADTRANS.B」にご注意を
Last Updated : 2003.06.27

「KLEZ.E」(WORM_KLEZ.E W32.Klez.E@mm)に関する情報はこちらをご覧ください

現在、「BADTRANS.B(バッドトランス ビー)」(WORM_BADTRANS.B W32.Badtrans.B@mmなどとも呼ばれます)という新種のコンピュータウイルスが大流行しています。

■ ウイルスの特徴

「BADTRANS.B」は、メールを介して広まる「ワーム」と呼ばれるタイプのものです。件名が「Re: 」のみなどのメールに添付された汚染ファイル(.pifや.scrなどの拡張子)を実行することによって感染します。Windowsユーザを感染対象としますが、特に以下のツールを利用している方は注意が必要です。

  • Internet Explorer 5.01(5.01 SP1)または 5.5(5.5 SP1)
  • Outlook または Outlook Express
これらのツールを利用している場合、ウイルスを実行させなくとも、ウイルスが添付されたメールを開いたり、プレビューしたりした段階でウイルスに感染する危険性が高くなります。

感染すると、パソコンから取得したすべてのメールアドレスに対して、ウイルス付きのメールを自動的に送信します(メールソフトなどに履歴は残しません)。友人や仕事の取引先などにもウイルスを送りますので、深刻な事態を招くことがあります。

さらに、このウイルスはキー入力を監視してパスワードなどを盗み取るハッキングツールをインストールするため、セキュリティ上にも非常に問題があります。

■ ウイルス対策ページの情報とニュースサイトの記事

 ウイルス対策ページの情報

 ニュースサイトでのウイルス記事

■ ウイルス感染の検査と駆除ツール

感染しても自覚症状がないため、ウイルスを送られた相手からの連絡で初めて自分が感染したことを知るケースも少なくありません。以下のサイトでパソコンの検査や駆除ツールの入手が無償で行えますので、疑わしい場合は確認をお勧めします。

※ ウイルスに感染してしまった場合には、 情報処理振興事業協会(IPA/ISEC) への 被害届の提出 をお願いいたします。

■ ウイルス対策ソフトご購入のご案内

今後の感染の予防、また「BADTRANS.B」以外のコンピュータウイルスへの対策のために、汎用の対策ソフトの導入もご検討ください。以下のソフトはプロレジで24時間いつでもご購入いただけます。

※ すでに対策ソフトを導入済みの場合には、必ずプログラムやパターン・データファイルを最新のものに更新するようにしてください。各メーカーとも、大体11月26日より後に更新されたものが「BADTRANS.B」に対応したものとなっています。


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