ドラゴン・キラーズ・シンフォニー

 時は2071年、賞金がかけられたのは惑星破壊組織ドラゴンハート。
この組織に困りはてた全惑星政府は、賞金をなんと今までの最高金額の5億ウーロン。
スパイク達は、ビバップの中でビックショットを見てすぐにビバップを出て賞金首を捕まえに行くがエドから三人への通信が入った。
「皆、賞金首は要塞に乗っていて、三人が乗っている機体で近づくのは難しいよ」
「じゃあ、どうすりゃいい」
「近づくには、大きな機体に乗るか、能力に優れた機体に乗るかのどちらかでせめるしかないよ」
それを聞くと、宇宙のど真ん中で止まってしまった。
その時、後ろからミサイルが飛んできた。超高速で飛んできたため、すぐには、避けられなかった。
もう終わりかと思うと、当たる直前で爆発した。
三人は飛ばされたが、死にはしなかった。そして、ブレーキをかけて止まり周りを見回した。
すると、三人に見知らぬ十代後半の少年から通信が入った。
「あぶなかったな」
「誰だ?お前?」
「俺の名はホース・フェルレイン・一条」
「一条?」
「母が日本人でね」
「ハーフか」
「そう」
「それで、さっきのミサイルは一体何なんだ?」
「ドラゴン・ハートだ。自分に賞金がかけられている事を知ったため、カウボーイ狩りを始めたんだろ」
「・・なんて奴だ」
「なぁ、これから奴を潰しにいかないか?」
「それはいいが、お前の機体にはそれなりの装備が付いているのか?」
「ああ、自分で言うのもなんだがな」
「じゃあ、ちょっと待っててくれ」
スパイクはエドに通信を送った。
「おいエド、調べて欲しい事がある」
「何?」
「今からある奴と首を捕まえようと思っているのだが、そいつの機体の能力を調べてくれ」
「あいや〜!」
エドがコンピューターで上手くスパイク達の位置を着きとめ、ホースの機体を調べた。
「機体名ソードバイザー、アステロイドレース用に作られたソードフィッシュを改造した機体であり、各装備に特殊な道具を使用してますか〜・・主な装備は、ウィングについているマシンガンキャノン、主砲のプラズマシュート、特殊な光を出して、浴びたものは爆発してしまう主砲タイプ2のバイザー砲、シールド、ホーミングミサイルなどがあると・・・総合レベルは〜・・・・ひょ〜!!!凄い!!!!これなら大丈夫だよ!!!」
「そうか」
そして、通信を切った。
「どうだい?」
「合格だ」
「じゃあ、行きましょうか!・・ってそちらの自己紹介がまだだったね」
「スパイクだ」
「ジェット」
「フェイよ」
「三人とも覚えやすい名前してるね〜」
お互い名前が判った所で、ミサイルの飛んできた方へ向かった。
それからだいぶ進み、賞金首の要塞を見つけた。
すると、要塞は大量のミサイルを撃ってきた。
「ファーストアタックで消すつもりか」
ミサイルは、四人を追っかけて飛んでくる。
「そいつは不可能な事だ」
四人はそれを避けながら攻撃して減らしていく。
すると、要塞はまたミサイルを大量に飛ばしてきた。
「能無しが!!!!」
接近してスパイクは要塞の左を素早く通り、ジェットはその下を通り、フェイは右を通り、ホースは上を通った。すると、ミサイルのコントロールが狂い要塞にぶつかり爆発して大きな穴が空き、その中に入って行った。
「派手にやったな」
要塞の中は爆発のダメージを受けているため機体置き場まで燃えていた。
すると、四人は機体を置き通路を通った。そこには大量の会員が焼け死んでいた。そして、だいぶ進んだところに、炎を消化している会員がいた。その会員が、四人に目をつけ、トランシーバーを取り出し、仲間を呼びだした。すると、大量の会員が出てきて襲いかかってきた。
「うぜぇぞ、ゴキブリども!!!!!」
次々と倒していき、コクピットへ向かった。
 コクピットに着くと、その会員に目をつかれた。
すると、操縦をオートにして、操縦席を離れ、襲いかかってきた。
すぐに操縦を止めないと惑星が破壊されてしまうのでダッシュで倒し、多用途通話機で、エドのコンピューターにつなごうとするが通信がつながらない。
するとその時、コクピットの機械の画面から謎の男がうつった。
「お前!?」
「知ってるのか?」
そして、画面が光り出し四人を包み込み、謎の空間へワープした。
空間につくと目の前には、組織の幹部がいた。
「ようやく、黒幕が現れたな」
「そのようですな、スパイクさんよぉ」
「ああ、ジェットさんよぉ!!!!!!」
スパイクとジェットは殴り込みにかかった。
「フッ!」
「何!?」
しかし、幹部のサイキックにより吹っ飛ばされた。
「妙な技使ってるんじゃないわよ!!!」
フェイはピストルで動きを封じようとしたが、またもや、幹部のサイキックによりピストルをはじかれた。
「そんな!?」
「このゲス野郎!!!!!」
今度はホースがなぐり込みに入った。
「愚か者め」
幹部はサイキックを使おうとするが、ホースがローリングで近づきサイコパワーの狙い位置をずらし、スライディングキックで幹部を転ばし、追い打ちに入った。
「よくも俺をこんな薄汚い組織の駒にしやがったな!!!!!!」
「この私が貴様の能力を見こんで入れてやったのだ。ありがたいと思うんだな」
「何だとぉ!!!!!!」
「フッ!」
追い打ちをかけられた幹部は、サイキックでホースを飛ばした。
「うわぁっ!!」
「組織に入って少しは変わるかと思えば・・・お前は全然変わらなかったな」
すると、幹部は元ドラゴンハートの一員だったころのホースを懐かしく話した。
「だがそのころは無理やりつれてかれて、入らないと貴様の故郷を破壊すると言われ、しょうがなく入った」
「フッ、お前は惑星破壊の素晴らしさを知らないな」
「は?」
「爆発した時の惑星(ほし)は美しい、つまらなく輝いている惑星(ほし)など目障りなだけだ」
「そんなの何処も素晴らしくねぇよ」
「何故だ?」
「やっている事が欲求不満の塊だからだよ」
「何だと!」
「その通りよ、彼方もそこらにいるマニアと同じ」
「クッ!!」
「ねぇ、彼方童貞でしょ?」
「くそぉっ!!!!」
「フェイ、別にそんな事言わんくったって・・」
「だってぇ、見るからにしてモテそうにないもん!まだアンタの方がマシだわ、ジェット」
「俺と比べるな」
するとホースは銃を出し、幹部に向けた。
「おまえはもうサイキックは使えない。なぜならおまえはまだサイキックを完璧に身につけてねぇ、もし六回以上やると命を落としちまうからな・・・さぁ、早くこの空間から俺達を出し、コクピットを止めろ。でないと貴様を撃つ」
「とほほ・・」
幹部はあきらめてスパイク達を出し、コクピットを止めた。そして幹部は刑務所へ連れてかれ、スパイク達は5億ウーロンを手に入れた。
「なぁ、ホース・・賞金の内の2億ウーロンはお前の物だ。やるよ」
「え、どうして?」
「ほとんどお前の手柄だったからな」
「・・スパイク」
「じゃあ、俺達はもう戻る」
「そうか・・・俺もそろそろ帰ろうかな〜・・・」
「その方がいいぞ、お前の門限は何時だ?」
「え〜と、6時・・ってジェット、親父くさい事言わないでよ」
そして、スパイク達はビバップ号に戻り、ホースは故郷に帰った。

Where are you from?


作/ホーセス

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