開発コンセプト&裏話 時間視考「上昇カレンダー」

 ある日、友人が「一気に書きあげた」と言って、私のところへ、OASYS フロッピーに入れた文書を持ってきました。  で、「とにかくこれを読んでソフトを作ってくれ! 頼む!!」と、やたら わめいてうるいさいので、しかたなく読むことにしました。 (以下がその文書です)                   START ----------------------------------------------------------------------------  時間視考「上昇カレンダー」 ●まえがき  1994年、野口教授の著書「『超』整理法」がベストセラーとなり、「時系列に 並べること」のメリットが一躍見直されるようになった。  この本のおかげで、どれだけ安堵した“ものぐさ野郎”がいたことか。机の本立て に、無造作に立てかけた封筒を見て、「いいんだこれで」とニンマリした輩が多かっ たに違いない。  同じような時期に、富士通が「OASYS Pocket3」というポケットワー プロを発売した。実用的なキーボードが付いている日本最小のワープロ専用機として 以前から人気のシリーズだ。しかし、この新型にはMS−DOSが内蔵されていた。  そして、同じ野口氏考案の『「超」整理手帳』がアスキーから登場した。ポケット サイズでA4リフィルがすんなり入る、初めての手帳。  システム手帳のブーム以来、ようやく個人の情報整理術、仕事術、手帳術といった ものがパソコンとリンクするようになってきた。  そうした流れがあっただけに、昨年、私にとってはこれらの新製品ニュースがとて もエキサイティングで、うれしかった。 ●時間軸の行方  もう10年近く前になるのだろうか。山根氏の著書「スーパー手帳の仕事術」が出 てから間もなく、私は毎日のようにワープロとコピー機を使って、システム手帳のオ リジナルリフィルを作っていた。  そうしたある日、ふと思った。「どうして時間の軸は下へ伸びてゆくのだろう?」 と。  ものを書くときは左から右へ、上から下へ「横書き」で行うことが多い。リフィル や予定表などの場合、まず左上に最初の日付を入れ、次の日付は下の行へと連ねてい く。結果、時間軸の進行方向は下方向(または右方向)へと伸びていく。  鉛筆や万年筆などで文字を書いていくと良く分かるが、この横書きスタイルは手が 汚れず、書きながら文章も良く見えるため、最も書きやすい(右利きの人の場合)。  だから、時間の軸も下へ流すのはごく当然のスタイルである。ノートをはじめ、カ レンダーも手帳も、記入されるべき余白(=未来)は、ほとんどが右下方向に広がっ ている。  しかし、「未来が下にある」なんて、どっか変じゃないか。何か暗いじゃないか。 と、思った。未来は、夢と希望に満ちあふれたものだ。バラ色の夢は、いつだって青 空にでっかく、頭上にまばゆく輝いていて欲しい。泣きたい時だって「上を向いて歩 こう」だ。  その未来が下にあるなんて、どうも“お先真っ暗闇”ではないか。 ●時感イメージ  ここでひとつ、時間軸が下へ流れる普通の予定表をながめて見よう。    人間は上から見る習慣があるのだろう。パッと見ると、まず一番上の行を見てしま う(目線1)。しかし、最初に目に入るその予定(行)は、大抵の場合、すでに過ぎ 去った過去のものだ。  その次に、現在の予定へと目が向かう(目線2)。  このように、時間軸が下に流れる予定表は、常に過ぎた過去、または過ぎようとす る現在が、『時感イメージ』の出発点になっている。  昨日(過去)、もしくは今日(現在)を基準にして時間というものを感じ、時間の イメージを描いているわけだ。良くいえば、「現実立脚型」「反省的」。悪くいえば 「事後報告型」「刹那的」という時間の中を生きている。  ところが、私たちがめざしている肝心の未来はというと、ずっと遠い下の方に沈ん でいるのである。 ●時感の上下  私たちは忙しい身である。時間が惜しくてしかたがない。だから、そんな下の方に ある「遠い未来」なんて眼中に入らない。予定表を見てはいても、目線はなかなか視 野のはずれにある未来へ届かない。  これでは、いくら予定表に目を通しても、あまり意味のない過ぎ去った過去の情報 を振り返ることで終わってしまう。せいぜい、今日という「時間のやりくり」をする のが精一杯である。少なくとも私の場合、そうだった。  それでも、明日や来週くらいは見てるかも知れない。しかし、その次や、ずっと先 の未来にまでは目が届かない。だから、先手が打てない。予測して事前の対策が打ち 出せない。先を見通した発想ができない。  こうして、日々、万事が後手後手になっていくのではないか。  未来を見るツールとしては、カレンダーが最もポピューラーな存在だろう。しかし、 これも時間軸が下に向かって伸びてゆくものがほとんどだ。  大半のカレンダーは、まず過ぎゆく先週があり、    その下に今週があり、その下方に、訪れ来る来週以降が並んでいる。ほとんどが、 上に過去、下に未来がある。  こうして眺めてくると、時間軸が下へ流れるカレンダーや予定表というのは、何だ か「落ちる」「堕ちていく」という気さえしてこないか? ●傾向性  繰り返しインプットされる情報は、人の行動に大きな影響を与えるという。潜在意 識への働きかけ、サブリミナルだ。  ずっと昔、成功哲学のセミナーで「運命の正体は習慣である」という話を聞いたこ とがある。私はこの言葉が大好きだ。  また、宗教でも、「運命の決定要素は、カルマが3分の1を占め、3分の1が育っ た環境、残り3分の1が本人の努力」と教えるところもある。そして、その中のカル マとは「心の傾向性」であると喝破する。  私は思う。少なくとも、一生という時間は「選択の連続」といえるだろう。  そして、その選択を決するものは、「判断」である。ところが、始末の悪いことに その判断が重要であればあるほど、選択の時はまったなしで突然やって来る。  地震や交通事故、災害時の判断など。阪神大震災もその典型的な例だろう。  では、その判断の時に反射的に決断する者とは何か。それが「潜在意識」である。 言葉を代え、「選択の傾向性」「判断の習慣性」と言えば、まだ分かりやすい。  右にするか、左にするか迷った時。つい右手が出る、思わず左足を踏み出してしま う・・など。些細な力だが、肝心な瞬間の時を牛耳るものだけに、それは結果的に大 きな力となる。  実は、こいつが私たちの運命を決めている正体なのだ。  だとしたら、傾向性を変えるには、繰り返すことより他にない。つまり、運命を変 える一番の秘訣は、習慣づけにあるのではないだろうか・・・。  と、運命論にいってしまったが、カレンダーの話である。                   ・・  カレンダー、暦(こよみ)。人類の「暦史」がどうなっているか良く知らない。し かし、私たちは今日まで、毎日のように延々と、一日に何回もカレンダーを見続けて いる。  そのカレンダー(下へ流れる時間軸)によって、潜在意識は大きな影響を受けてい ないだろうか。“堕ちるカレンダー”が、知らず知らずのうちに、私たち人類にマイ ナス思考というマインドコントロールを仕掛けているとしたら。恐ろしいことだ。  奇しくも世紀末である。私たちは2000年前、イエスから「我は上から来た」と 言われた。そして仏陀も「上に極楽あり、下に地獄あり」と諭してくれた。  こうしてみると、下へ流れるという方向は、いよいよ“没落的”“堕落的”な匂い がしてこないか。さすがに、“地獄的”とまでは言わないが。  数年前、そうしたことを私は考えていた。  「ならば、上昇するカレンダーを作ってみよ」。その時、まさに“上”から天の声 がした。 ●未来を視る  思いついたら、試さずにはいられない性格である。さっそく、「上に昇るカレンダ ー」のリフィルを試作することにした。  OASYSワープロで1カ月分の予定表フォーマットを作った。下から日付を入れ 一番上は31日。普通のものと違って、日付の順序が逆さまである。パソコンのソー トでいえば、これも逆じゃないかと思うが「降順」だ。  プリントしたものを、ようやく職場に入った拡大縮小コピーで複写し、システム手 帳に綴じた。このリフィル(予定表)を自分のスケジュール表として、毎日使ってみ ようというのである。  下から始まって、上に伸びていくスケジュール。最初は不思議な感覚だったが、し ばらく使っていると、慣れてきた。で、慣れるにしたがって、気持ちが良い。  その理由は、たぶん、こういうことだろう。    パット見ると、まず“未来”が飛び込んでくる。  予定表なら、「○年○月 妻誕生日」とか「○月○日 納品日」、「○月○日○○ 社A氏・打合せ」という重要な“目標”や“アポ”が見える。(目線1)  そして順に今日へ目を向けて、現在という時点に意識が降りてくる。(目線2)  これが大事なのである。  物事、何をするにも、まずビジョンや目標、目的など、「めざすものは何か」「ど うしたいのか」が、分かっていないとうまくいかない。  “めざすもの”(未来)が見えていないと、今(現在)どうしていいか分からない からである。  山登りと同じ理屈だ。新入社員が判断に迷い、先輩に指示をあおぐのと同じ理屈だ。  会社のビジョン(理念・未来の姿)が頭に入っていないと、社員は本来の役割を果 たせない。同じように、経営者だって明確な“見通し”がないと、社員に対して的確 な指示は出せないだろう。  「未来を視る」ということは、「現在を舵とる」ということだ。 ●時感の王道  使いだしてから、気が付いたことがいくつかあった。  時間軸が上に昇っているので、確かに未来が「上」にあるように感じる。“これか らの時間”が、上へと昇る階段のように並んで見える。  ところが、それ以上に、未来が「前方」にあるようにも感じるのだ。  一枚の同じ上昇スケジュール表を使い続けていくと、一日ごとに「前進していく」 ような時感イメージが描けるようになる。  目の前に一本の大きな道が真っ直ぐ前方に伸びている。その道を毎日、一歩ずつ前 進していくようなイメージ。居並ぶ予定をマイペースで、あるいは必死でこなしなが ら、前へ前へと歩みを進めていく。視点はあくまで遙か前方を見つめながら・・・。  ふと、真実一路。ふと、二河白道。そんなイメージから、私はこの現象を“「時感 の王道」感覚”と呼んでいる。  ただし、スケジュールを順調にこなしていて、心境も比較的穏やかな時でないと、 なかなかこの王道感覚には浸れない。 ●知恵降ろし  また、こんなイメージも湧いた。  例えば、上の端などに、大切に考えたい未来の構想やビジョン(実現したい夢)な どを書いておく。すると、それらがいつも「真正面にあり、こちらを見ている」とい う感覚を覚えるのである。  スケジュール表を見るたびに、毎回、未来の予定を見ていたわけだが、それを続け ていると、そのうち「何かメッセージを自分に語りかけてくるのではないか」「何か 良いアイディアを“授けてくれる”のではないか」という気さえしてくる。  そこで、時には、ひとつの未来に目を凝らして、まっすぐ眺め続けるのだ。  もちろん、その時に良いひらめきが出るとは限らない。しかし、確実に潜在意識に はインプットされる。妙案が出るかどうかより、むしろ、そうした“意識づけ”の行 為が大事だと思う。  私は、このテクニックを『知恵降ろし』と言っている。 ●正面対決  反対に、重要な懸案事項がある時もある。そんな場合は、その問題を、解決期限の 位置に書いておく。すると、もう絶対に避けて通れなくなる。毎回、スケジュールを 見るたびに、その問題が自分の視野に入ってくるからだろう。  こちらをジロリと睨みつけて、「早くなんとかせいっ!」とばかりに、問題野郎が 「まだかまだか」と迫ってくる。  はっきり言って、プレッシャーは大きくなる。何しろ、自分の行く手にどかっと腰 を据えているのだから。そこで、こちらも何か作戦を立てるよりしかたがない。  私は、うんうん唸りながら、無い知恵をしぼっり切って、とにかく準備だけでも整 えなければならない。十分な時間なんか、あったためしがない。  しかも、真剣勝負。こいつと『正面対決』する以外に道はないのだ。  という具合に、良しにつけ、悪しにつけ、いつも未来が目の前に広がってくるのが 上昇カレンダーの長所といえるだろう。  未来を視ながら、今日を考える。そんな、時間観、時間感。 ●短所  世の通念とはまるで異なり、時間が逆さまに流れる「上昇カレンダー」。  いわば、反逆のスタイルとも言えるこの方式で、とくにかく私は、ここ数年間、 「上昇カレンダー」(紙製)でスケジュール管理を行ってきた。  自慢ではないが、三日坊主の自分がよくもこんなに長い間、ひとつの方法を続けら れたものだと感心する。  それほど、使いだしたら良かったのである。使うほどに時間のイメージが脳にしっ くり入って、未来の時間が私に語りかけてくる。その経験から、私はもうこの「上昇 カレンダー」方式でないと、ものの手順を考えられないほどである。  最近では、上昇する時間軸にすっかりなれてしまったので、仕事で普通の予定表を 見たりすると、「何だこれ?」と逆に違和感を覚えたりする。  だから、下に流れる他のスケジュール表は、私にとって、気分を落ち込ませ、創造 力を奪い去るものに思えてしまう。  そうした意味から、上昇カレンダー唯一の短所は、他人から手帳などを戴いても、 とても使用する気になれないということぐらいである。 ●プログラム化  紙で作った「上昇カレンダー」を長年使ってきたわけが、それをパソコンのプログ ラムにしたら、もっと使いやすいスケジュールができるかも知れない。  そう思うようになったのは、携帯に便利なOASYS“ポケ3”を手にしてからだ った。持ち歩くことができなければ、意味がないからである。  当初、紙製の上昇カレンダーで満足していたため、どんな具合にプログラムしたら 良いか、そのメリットが出せるか、ずいぶん考え込んだ。  思案の結果、これは、プログラムをやっている人間に依頼するしかない。ポケ3用 にオーダーメイドで作ってもらうのだ。  そこで、浮かんだのが、START氏だった。  趣味でプログラミングをやっている彼なら、適当な費用で作ってくれるのではない か。ひょっとしたら、親友ということで、試作ぐらいなら無償でしてくれるかも知れ ない・・・。  しかし、頼むからには、もう少し具体的な仕様が提示できなければいけない。大体 のアウトラインが必要だ。  そこで私は、半年以上かかって、あれこれ考え、とりあえず制作コンセプトを決め た。それが次の3点である。 ●コンセプト  1.無限の時間軸   一般のスケジュールソフトは、自在に過去から現在、そして未来へと移行するこ  とができる。これから作ってもらうソフトも、簡単なキー操作で、過去へ未来へと  軽快に“リーディング”できるものであって欲しい。   しかも、できることなら、悠久の過去から遙か彼方の未来まで。際限なく“無限  に続く時間軸”が明快に表現される。しかも、時にはズームレンズのように拡大し  たり、俯瞰したりしながら、その上を自由に駆けられるものであって欲しい。  2.一次元的整合性   入力されたデータなどは、明快に分かるよう時系列順に並ぶことが原則だ。そし  て、そのどれもが、整然と“天上”を志向していて欲しい。   よく見かけるフォーマットとして、縦方向に「日付」の軸があり、横方向に「時  間」の軸があったりする。これは、時間軸が2本あるわけで、極端に言えば2次元  管理だ。だから、イメージがシンプル化しない。   しかし、これから作るソフトには、時間軸はあえて1本しか用意しない。シンプ  ルな一次元の時系列順。   だから、どんな場面の画面でも、時間軸の方向は常に一定方向を向いており、一  本しかないという“一次元的な構成”にしたい。  3.素直な時間の姿   例えば、手帳などのスケジュール欄を見てみると、午前9時から午後9時までの  目盛りしかないものがある。また、1週間のスペースも、土・日だけを狭くしたも  のがあったりする。   もちろん、使いやすさを考えてのことだろうが、それでは本来の“時間の姿”が  湾曲されてしまう。   1日は24時間。1週間は7日間。それらを構成するひとつひとつの時間は、実  に正確で、均等で、平等なものだ。   そうした時間の姿や量といったものを、できるだけ素直に“ありのままに見るこ  とができる”、そんな表現ができないだろうか。そうすれば、スケジュールである  と同時に、一種の時間グラフとしても活用できるのではないか。   スケジュールというより、いわばタイムゲージ、タイムスケールといったものに  近い“時間割りのフィールド”。そんなイメージである。  この3本柱に基づいて、ポケ3用のオリジナルなソフトを作ってもらおう。 ●あとがき  時系列の順序を下から上へ逆にしただけじゃないか、といわれそうである。  「上昇カレンダー」の基本的な考えは、まったくその通りだ。  しかし、そんな単純なこだわりに、マジメに取り組む奴が、一人ぐらい居ても面白 いじゃないか。  ちょっとしたことでも実際にやって、深く掘り下げていくと、いろいろ見えてくる ことがある。  そして、どこまでも掘り続けていけば、いつかきっとその人は“偉大なタワケ”と 呼ばれるに違いない。  だからこそ私も、今まで人に言えなかったのだ。                           1995.2. 垣添 始 ----------------------------------------------------------------------------  彼は、この文書の中で、「上昇カレンダー」には短所がほとんどないかのよう に述べています。しかし、いくら「未来の見通しが良い」とはいっても、使いに くい面があることは事実です。  まず、気になるのは、一般のカレンダーとの違和感です。「上昇カレンダー」 は常識に反して、下から上へ逆さまに時間が流れるというスタイルだけに、やは り「慣れる」ということが前提になってきます。  また、紙などの印刷物にする場合、「見る」には良いが、「書く」には不向き と言わざるを得ません。確かに「時間は上に伸びていくもの」という概念に慣れ れば、それでもずいぶん良いかも知れません。  しかし、長い文章などを同じ欄に記入しようとすると、「改行したら次は下へ」 という常識のルールがあるため、“流れ”としての矛盾があり、やはり大きな抵 抗を感じるはずです。  こうした短所を承知の上で、「上昇カレンダー」を自分なりに、積極的に使い こなそうとするなら、これは「結構いける」のではないかと思います。  それから、「時間視考」という意味について、彼は詳しく述べていないのです が、直接聞いたところによると、 「『時間視考』とは、4次元以上の世界で自在に使われている時間というものを 3次元(この世)的ツールとして具現化させることにより、高次元世界に存在す るという“アーカーシャーの記録”の如き、新しい時間の活用法を見い出すこと」 だそうです。(^^;;  ともかく、彼が文中で説明してくれた3つのコンセプトをもとに、ひとつのプ ログラムができました(SXR)。もちろんこれは試作品で、彼のコンセプトが 100%実現されたものではありません。  彼ともっと深い部分で理念統合を図っていけば、完成度はさらに上がったかも 知れません。しかし、私はもうこれ以上時間を取られたくなかったので、彼には 申し訳なかったのですが、試作品の完成ということで妥協してもらいました。 で、その試作品をそのまま公開するには、きっと抵抗があるだろうなぁと、私 が勝手に判断し、より一般的なスケジュールプログラムとなるよう時間軸の方向 を横にした「ポケ帳SX」を作り、これを先に公開したというわけです。 1995/04/01 (^_^)/~~ START ====================================  もう1カ月ほど経ってしまったのですが、この時は、発表するなら4月1日し かないなぁ、と考えていたのでした。(^^; 1995/05/01 START

 このページは、超スケジュールSXRに添付している読み物「時間視考」を、ホームページ用に文中の図だけgifデータに変更したものです。

 また、この「時間視考」は、(株)学習研究社発行の雑誌「PCLive」1995年9月号に「TIME」と題して掲載されたことがあります。(但し同「PCLive」誌は現在休刊となっています)

 なお、原稿作成にあたり、わけても空にはさんから貴重なご意見をいただきました。お礼申し上げます。

1996-08-28