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ま〜ちゃんの簡単ディンギーヨット教室

 以前に会社のヨット教室用に作成したテキストを元に作ってみましたが、ディンギーの画像や、ロープワークやタッキング、ジャイビングは分解画像か動画を使った解説ができたらいいなと思っています。
図等もまだ不十分ですが、追々充実して行くつもりです。使用可能な写真、図等がありましたら、まで、お送りいただくか、ご一報下さい。
 間違い等を見つけられた方、ご意見等は まで、お知らせ下さい。

ま〜ちゃんのヨット関連ホームページま〜ちゃんの簡単ディンギーヨットレース教室ま〜ちゃんの簡単ヨットレースルール教室も御覧下さい。

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湘南セーリングクラブでは4月から8月頃までと、1月から3月のクルーザー体験教室時に、新入会員を募集しています。 詳しくはクラブへの参加案内をご覧ください。


目次


 1.ヨットの歴史
 2.ディンギーヨット各部の名称と用語
 3.ディンギーヨットの種類
 4.なぜヨットは走るのか
 5.ロープワーク
 6.ディンギーヨットの艤装(フィッティング)
 7.ルール・安全
 8.帆走(セイリング)
 9.ビューフォート風力段階表とセイリング
10.ディンギーヨット参考図書、ビデオ、パソコンプログラム他
11.ディンギーカリキュラム例


1.ヨットの歴史


 ヨットの起源は、14世紀のオランダにさかのぼる。当時オランダでは、海賊を追跡するために、Jaghtと呼ぶ快速帆船を用いていたが、これを貿易船や通船に利用し、さらに遊覧にも使うようになった。

 1660年、イギリス王チャールズ2世が即位すると、オランダ人は贈り物として、Jaght「メリー号」を献上した。その時イギリスでは、JaghtをYachtと綴り、今日に至っている。

 通常、Yachtとは高速な遊覧船で、日本語のヨットは英語ではSail Boatに相当する。


2.ディンギーヨット各部の名称と用語


 具体的な解説にはいる前に、ディンギーヨット各部の名称と用語の説明をする。特にヨットでは、耳慣れない用語もたくさんでてきて慣れるまでは大変だが、説明や乗艇した場合のすばやい指示には不可欠なので、図1ディンギーヨット各部の名称を参照に、重要な用語から順番に早く覚えてほしい。
 また、そのほかの各部の名称を次にあげる。(太字は耳慣れない重要な用語)
湘南セイリングクラブのヨット用語集(日本語、英語) 参照)
ハル
艇体
バウ
艇体の前部
スターン
艇体の後部
コックピット
乗員が乗る場所
スターボード
右舷(艇の右側)
ポート
左舷(艇の左側)
センターボード
横流れ防止の板
バウライン
艇の係留に使うロープ
フットベルト
ハイキングアウト(後述)のために足をかけるベルトハイキングストラップともいう
ドレンコック
水抜きの栓、キングストンコックともいう
マスト
帆柱
ステー
マストを固定するワイヤー
ブーム
帆桁(帆のすそを張る支柱)
グースネック
ブームのマストへの接続部
ブームバング
ブームを下に引くシート
セール
メインセール
セールが2枚ある場合、後ろにある大きなセール
ジブセール
セールが2枚ある場合、前にある小さなセール
ラフ
セールの前の辺
リーチ
セールの後ろの辺
フット
セールの下の辺
ハリヤード
セールを引き上げるロープ
シート
セールを操るロープ
バテン
セールの形を整えるための板
テルテール
風見、ジブセールの前部につけた糸またはテープ
スピネーカ
主に後ろから風を受けて走る場合に前方にあげる袋状のセールスピンともいう
ラダー
ティラー
舵棒
エクステンション
舵棒を先につける、延長のための棒
ブロック
ヨットで用いる滑車
クリート
ハリヤード、シート等を固定する場所
シャックル・ピン
U字型の金具とネジで、ハリヤード等を固定するために用いる金具

後の解説の理解のためのヨット用語をあげる。
チン(沈)
ヨットが転覆すること
かみ
風上
しも
風下
タック
ハルに対してセールのでている向き
スターボード・タック
右舷開き(左舷側にセールがでている状態)
ポート・タック
左舷開き(右舷側にセールがでている状態)
クルー
乗員、通常ジブセールを扱う
スキッパー
艇長、通常メインセールとラダーを扱う
ヒール
艇が傾くこと、ヨットは通常やや傾いて走る
ハイキングアウト
正しいヒールに保つため、体をのり出すこと
シバー
セールがバタバタすること
艤装(フィッティング)
帆走できるようにセール等をセットすること。
オーバーラップ
二艇が重なっていること。一艇のスターン(最後尾)から直角に引いた線と、 バウ(最前部)から直角に引いた線の間に他の艇がある場合この二艇を互いにオーバーラップしているという。
クリア・アヘッド
オーバーラップしていない場合の前の艇
クリア・アスターン
オーバーラップしていない場合の後ろの艇
タッキング
風上に向かいながらタックをかえること
ジャイビング
風下に向かいながらタックをかえること
クロース・ホールド
前方から風を受けて走る走り方
ウインド・アビーム
ほぼ真横から風を受けて走る走り方
ランニング
後ろから風を受けて走る走り方
ラフィング
風上に向きを変えること、ラフするともいう
ベアリング・アウェイ
風下に向きを変えること、ベアするともいう


図1ディンギーヨット各部の名称(クリックすると新しいウィンドウに図が表示される)


3.ディンギーヨットの種類


 ディンギーは1〜4人乗りの小型ヨットで、主にレースまたはデイクルージングに用いられ、キャビン(船室)はない。

 一方、それより大きなヨットであるクルーザーは、キャビン、バース(寝台)、ギャレー(台所)、エンジンを持ち数日以上の航海ができるようになっている。

 ディンギーヨットのセールの形式でスループ・リグとは、図1のような2枚セールの形式で、キャット・リグとは図1のメインセールだけのような1枚セールの形式、ガフ・リグとは台形のセールで、セールの上部にもガフと呼ぶセールを張るための支柱のある形式である。また、スピン(スピネーカ)とは、主に後ろから風を受けて走る場合に前方にあげる袋状のセールである。クラスマークは、種類を表すマークでメインセールの上部にある。

 ディンギーヨットはモノタイプと呼ばれる、ハルの形状、大きさやセールの形状、サイズの定められた、規格艇が主流である。主な規格艇を次にあげる。
ヤードスティック・ナンバー(YN)は艇種毎のハンディキャップに相当するもので、早い艇種ほど小さい。異なる艇種の混合レースの場合は、所要時間をこのヤードスティック・ナンバーを百分の一した値で割った修正時間で順位を決める。(ここでは、江ノ島ヤードスティック・ナンバーを示す。後半にその他の艇種も含めたヤードスティック・ナンバーを示す。)
名称に*のついている艇種はクリックすると新しいウィンドウで写真が見られる。(ここに使う、使用可能な各規格艇の写真がありましたら、まで、お送り下さい。)

名称 クラスマーク 全長 セールの形式 乗員 YN
5−0−5
(ファイブ・オー・ファイブ、ごーまるご)
数字の「505」 5.05m スループ・リグ、スピン 2人 77
470
(よん・なな・まる)
数字の「470」 4.7m スループ・リグ、スピン 2人 80
K16 *
(けい・じゅうろく)
文字の「K16」 5.03m スループ・リグ、スピン 2人 84
シーホース タツノオトシゴのマーク 5.0m スループ・リグ 2〜3人 87
スナイプ * 鴫(シギ)のマーク 4.72m スループ・リグ 2人 90
レーザー * レーザーマーク 4.23m キャット・リグ 1人 94
フライング・ジュニア 文字の「FJ」 4.03m スループ・リグ、スピン 2人 94
シーホッパー 波の上にバッタのマーク 4.24m キャット・リグ 1人 94
Y15 *
(わい・じゅうご)
文字の「Y15」 4.6m スループ・リグ、スピン 2〜4人 98
ミニ・ホッパー Mの上にバッタのマーク 3.43m キャット・リグ 1人 113
OP
(おーぴー)
文字の「O」と「P」の組み合わせ 2.3m ガフ・リグ 1人 144


神奈川県セーリング連盟ヤードスティック・ナンバー
艇種 YN
水中翼モス 49
49er 60
RS800 67
ナクラ5.2 67
国際14 64
RS700 72
FD 75
505 77
ホビー16 78
29er 80
470 80
RS500 80
セーリングスピリッツ 80
ファイアボール 80
B14 82
K16 82
ホビー14 84
シードスポーツ 86
シーホース 87
テーザー 83
レーザーVORTEX 87
モス 89
スナイプ 90
B14スモールリグ 92
バレオ 92
420 93
FJ 94
RS200 94
カシオペア 94
シーホッパー 94
シーラーク 94
レーザー 94
ウィンドコール 95
ビジョン 95
Y15 98
シーラス 98
B14斉藤スペシャルリグ 100
K420 100
シーマーチン(2枚帆) 100
シーホッパーSR 101
レーザーラジアル 101
シースパイダー 102
シカーラ 102
フィーバXL 103
フィーバXM 106
フィーバXS 109
LT17 110
R17 110
ミラー14 110
レーザー4.7 110
シーマーチン(1枚帆) 112
葉山12 112
ミニホッパー 113
デイセーラ 115
A級ディンギー 120
K16C 120
シースパロー 120
トッパー 126
CJ 129
ミラー 129
アクセスディンギー303 130
アクアミューズ 130
ダックリング 140
OP 144
アクセスディンギー2.3 150


4.なぜヨットは走るのか


 一口でいえば、セールの両面に生ずる圧力差で走るのである。

 風に向かって、あるいは風を横から受けて走る場合を考える。セールはふくらみ(アール)を持っている。そのため、セールには飛行機の翼でいう揚力が働き、艇をセールに直角で膨らんだ方向に押す力が加わる。艇はセンターボードによって、横には動きにくく、前後に動きやすくなっているので、わずかに横に流れながら、前に進むのである。

 簡単には、止まった状態でセールをシバーさせた場合の1/2の角度までセールを引き込むと良い。それは、艇が走り出すと、艇のスピードにより、見かけの風はより前方から吹いてくるようになるのと、セールのアールのためである。

 では風を後方から受けて走るとき(ランニング)はどうであろう。この場合は、もはや揚力とはいいがたいが、セールの前にできる渦に引き込まれ、つまりやはり圧力差で走るのである。ランニング(追手)の場合には、センターボードは不要である。


5.ロープワーク


 ヨットにおいてロープワークは非常に大切である。海上ではいつどんなことが起きるかわからない。ロープワークは、結びやすく、自然にはほどけず、ほどこうとするときには、ほどきやすいことが要求される。
 ロープワークには大きく分けて3種類ある。1本のロープに結び目を作ったり、輪を作ったりする、ノット(Knot)(船の速度の単位、ノット[1時間に1海里(1852m)]はロープを流して結び目の数で速度を測ったことによる)、ロープを固定物に(一時的に)結びつけるヒッチ(Hitch)、二本のロープを結びつける、ベンド(Bend)がある。

●エイト・ノット(8の字結び)(クリックすると新しいウィンドウに図が表示される)
 ロープに結び目を作る結び方。シートのブロックからの抜け止め等に用いる。通常のこぶを作る結び方にひねりを加える。
 
●ボーライン・ノット(クリックすると新しいウィンドウに図が表示される)
 主に艇をもやう時に用いる結び方。応用範囲が広い。

●クリート・ヒッチ(クリックすると新しいウィンドウに図が表示される)
 クリートにロープを8の字に掛けて固定する方法。

そのほか、ツーハーフ・ヒッチ、クラブ・ヒッチ、フィシャーマン・ベンド、シングルシート・ベンド(一重接ぎ)、ダブルシート・ベンド(二重接ぎ)等も用いる。(下記のロープワーク関連ホームページ参照)

ロープワーク関連ホームページ




6.ディンギーヨットの艤装(フィッティング)


 ヨットに乗るためには、準備が必要である。ディンギーは普通陸上に保管されている。海にでる前に、一度陸上で組み立て、必要な物がすべてそろっているか、壊れたり、壊れかけているところはないかを点検する。海上にでてからは、通常修理も不可能で、異常が起きてもその状態で帰ってこられなければ、遭難ということになる。

 大まかな手順を述べる。
  1. ハルを艤装のできる場所に運んで、艤装品をチェックする。
  2. ハルを風上に向け、ラダー、ティラー、マスト、セール、ブーム、シート、 等をセットする。
  3. 全体の点検をする。ドレンコック(キングストンコック)をしめる。
また、帰ってきたら、再び全体の点検をする。修理が必要な個所が見つかったら、 次回のために、なるべく早く忘れずに修理しておく。


7.ルール・安全


 ●ヨットの交通ルールについて簡単に述べる。

 ヨット(ウィンドサーフィンを含む帆船)同士が出会った場合
  1. タックが異なる場合(ハルに対してセールのでている向きが異なる場合)
    ポート・タック(左舷開き:右舷側にセールがでている状態)の艇は、 スターボード・タック(右舷開き:左舷側にセールがでている状態)の艇を 避けなければならない。 (常に自艇のタックを意識して、他の艇に注意しなければならない。)

  2. 同一タックでオーバーラップしている場合(横方向に重なっている場合)
    風上の艇は風下の艇を避けなければならない。

  3. 同一タックでオーバーラップしていない場合
    追い越し艇(クリア・アスターンの艇)の艇は追い越される艇(クリア・アヘッドの艇) を避けなければならない。
  ルールの基本
     +−−異なるタック−−−−−−−−−−−−−スターボード・タック優先
     |                    (ポート・スターボー)
  優先権|
     |       +−−オーバーラップ有り−−下優先(上・下)
     +−−同一タック|
             +−−オーバーラップ無し−−追い越され(クリア・アヘッド)優先
                          (追い越し・追い越され)

 以上三つの大きな原則の他に

 タッキング(風上に向かいながらタックをかえること)中の艇は、他の艇を避けなければならない。

 また、レースにおいてはISAF(International SAiling Federation:国際セーリング連盟)のレース規則、当該レース委員会のレース規則による。

 他のヨットがレース中で、自艇がレース艇でなければ進路をゆずるべきである。
進路をゆずる場合は、相手にわかるように大きく進路を変更すべきである。

 ヨットと動力船が出会った場合、動力船は帆船を避けなければならないが、大型動力船は自由が利かず、ヨットはいわゆるプレジャーボートなので、進路をゆずるべきである。この場合も、進路をゆずる場合は、相手にわかるように大きく進路を変更すべきである。

 ●セーリングの安全について簡単に述べる。

 ヨットの事故は多くの場合、自分の能力を過信した結果として起こる。どの程度の風まで自分は乗りこなせるか、どの程度自分は気象を読む力があるか、どの程度までの非常事態に対応できるか、を常に考えておく必要がある。

 海上では、援助は期待できない、すべて自分で考え、自分で行動しなければならない。したがって、初心者は経験あるベテランに助言を受けて、出艇することが必要である。

 単独行動は非常に危険である。常に複数で出艇することが望ましい。
 
 ライフジャケットは、必ず着用しなければならない。これによって最悪の事態は免れるのである。

 もし、風が強くなったなら、メインシートを放し、艇のバランスをとり、安全な場所に避難するか、助けを求めることである。

 不運にも、「沈」をしたときには、決して艇を離れないことである。強風の時には、艇は以外に早く流されて、離れると追いつくことは難しい。艇は見えるが、艇を離れて泳いでいる人間は、非常に見えにくい。

 沈起こしは、センターボードに体重をかけて、風に向いて起きるように、ゆっくりと起こし、スターンからすばやく乗り込む。うまく行かなければ、何度か試みることができるが、その度に体力を消耗する。

 最近の事故では、沈をしたときに、体を支えるハーネス類やシート類、セール等に絡まって溺死したと思われる事故や、不意のブームの動きで頭部を打たれたための事故等が報告されている。常に、艇内の整理整頓に心がけ、周辺状況に対する注意を怠らず、パニックに陥らない心構えが大切である。
         


8.帆走(セイリング)


 ヨットの走らせ方には大きく分けて二種類ある。クロース・ホールド(風上行き)とフリーである。

 目的地が、風上の方向ではない、フリーの帆走においては、艇を目的の方向に向け、セールをシバーの状態から、1/2の角度まで引き込めば、艇は走り出す。走り出した後は、艇の向きを保ったまま、セールにシバーが入らないようにシートを調節すれば、目的地に着く。

 目的地が、風上にある場合は、クロース・ホールドでタッキングを行いながら、ジグザグに走り目的地に到達する。

 風向きによるセイリングの種類を、風上方向を0度とした進行方向の角度で分けると、下記のようになる。
○クロース・ホールド
 前方約45度から風を受けて走る走り方、これ以上風上に向かっては走れない
○ウインド・アビーム
 ほぼ真横(90度)から風を受けて走る走り方
○ランニング
 後ろ(約165度)から風を受けて走る走り方

図2風向きによるセイリングの種類(クリックすると新しいウィンドウに図が表示される)

 風上に向かいながらタックをかえる、タッキングの手順は、概略次のようになる。

  1. 十分スピードがついた状態で、ティラーを操作し艇を風上にまわす。

  2. クロース・ホールドから約45度回転すると、セールがシバーを始めるので、 シートを持ちかえ、体の移動の準備をする。

  3. さらに約45度回転すると新たなタックになるので、艇の回転に合わせ、セールを 張り直し、乗員も体の位置を入れ替える。

  4. 新しいタックで正しい方向、セールの位置にセットする。

風下に向かいながらタックをかえる、ジャイビングの手順は、概略次のようになる。
  1. メインシートをやや引いて、ジャイビングに備え、ティラーを操作し艇を風下に
    まわす。

  2. ランニングから約15度回転すると、真後ろから風を受けるようになるので、艇の 真ん中に移動し、ブームをかえし、乗員も体の位置を入れ替える。

  3. さらに約15度回転し、新しいタックで正しい方向、セールの位置にセットする。

 タッキング、ジャイビングともに注意点は、ヒールに注意し、ティラーを操作し、回転しすぎたり、 回転の途中で止まってしまったりしないように、艇の向きを正しくコントロールすることである。 風速、艇速、波の状態によって、タッキング、ジャイビングの動作タイミングは異なる。 またこのときが、もっとも沈の危険が大きいときである。


9.ビューフォート風力段階表とセイリング


 風力の見方と、セイリングの目安をしめす。初心者は、風力3程度まで、中級者は、風力5程度までが 練習に適する。
風力 風速(m/s) 海上の状態 セイリング
1(微風) 0.3〜1.5 うろこのようなさざ波 ほとんど練習にならない
2(微風) 1.6〜3.3 小波、白波はない 初心者に最適
3(中風) 3.4〜5.4 小波、所々に白波 初心者から上級者まで基本練習に最適
4(中風) 5.5〜7.9 白波がかなり多くなる 初心者は沈の恐れあり
5(強風) 8.0〜10.7 白波がたくさん現れ、しぶきが生ずることもある 中級から上級向き、強風のテクニックが必要
6(強風) 10.8〜13.8 いたるところ白波、しぶき大波も生ずる 上級向き
7(強風) 13.9〜17.1 泡が筋を引く 上級向き、プレーニング等の練習に最適


10.ディンギーヨット参考図書、ビデオ、パソコンプログラム他


 ○ディンギーヨット参考図書をあげる。(太字はおすすめ図書)

書名 著者 出版社 発行年 価格
ディンギーセイリングStandard Book 佃昭二 BABジャパン 2000 ¥2,000
ディンギー 米澤一 同朋舎出版 1992 ¥2,000
新版 ヨット百科 舵編集部 舵社 1986 ¥2,200
土日で覚えるヨット ジョン,ドリスコル 同朋舎出版 1993 ¥2,000
ビギナーのためのヨット入門 石井 正行 舵社 1992 ¥2,000
図解ヨットのルール 日本ヨット協会 成美堂出版 1998 ¥600
ディンギーヨットの基礎訓練〔改訂増補版〕 笹岡 耕平 成山堂書店 1993 ¥1,165
OPヨットを乗りこなそう 石井 正行 舵社 1991 ¥1,456
はじめてのヨット 小松 一憲 高橋書店 1990 ¥1,311
ビギナーのヨット教室テキスト 笹岡 耕平 成山堂書店 1989 ¥900
ディンギーヨットで海をジョギング ヤマハ発動機
海洋普及室
舵社 1983 ¥825
ディンギー入門 岡田 豪三 マリン企画 1981 ¥1,300
ヨットマンの航海術 鈴木 邦裕 海文堂出版 1980 ¥3,000
図解コーチ・ヨット 初級技術編[絶版] 松田 任弘 成美堂出版 1996 ¥560


 ○ディンギーヨット参考ビデオをあげる。

  舵社|DVD

 ○ヨットシミュレーションゲームをあげる。




11.ディンギーカリキュラム例


 ディンギーカリキュラム例を参考までにあげる


ま〜ちゃんのヨット関連ホームページ